岐阜県高山市で、車輪のような丸い形をした田んぼ「車田」の稲刈りが行われました。
県の重要無形民俗文化財に指定されている「車田」は、かつては伊勢神宮へ奉納する米を作っていたと言われていて、今では高山市と新潟県の佐渡市のみに残っています。 20日朝から車田保存会のメンバー11人が、法被に伝統的工芸品の宮笠を被り、鎌を使って稲を刈りました。 収穫された米は、高山市内で行われるイベントで販売するほか、地元の神社に奉納する予定だということです。