7月12日、オアシス21で開かれたのは、10月18日に開幕するアジアパラ競技大会開幕まで100日を切ったことを記念するセレモニー。
多くの人が集まる中、大会の聖火リレーで使用されるトーチがお披露目されました。

トーチのデザインは、グッドデザイン賞など多数の受賞歴を持つ、愛知県立芸術大学の本田敬教授が手がけているのですが、実は日本刀をモチーフにしているといいます。
武器である日本刀の形をハンドル部分に丸くまとめることで、団結や平和を象徴しているんです。
板の数を数えてみると、8枚。日本でも「末広がり」として好まれる数字ですが、アジア各国でも縁起の良い数字として親しまれているそうです。
さらにこの日は、選手に授与されるメダルも公開されました。
一足先に開幕するアジア大会のメダルとも親和性のあるデザインなのですが、デザイナーの志波大輔さんはある特殊な方法でこのデザインを生み出したといいます。

実際に志波さんの会社で、デザイン制作を再現してもらいました。そこには驚きの工程が…。
メダルとほぼ同じ大きさのセラミックの板を、床にたたきつけました。


実はこの工程、自然にできた割れ目を生かして、メダルのデザインに落とし込んでいるんです。
デザイナー志波大輔さん:
「(選手は)心を割るような気持ちで何度も挫折を乗り越えながら大会を迎えると思う。その割れた心を集めてチャレンジすることを繰り返したと思うので、心の破片を集めて一つにしたデザイン」

メダル裏面には大会名称が点字で書かれているほか、側面のくぼみに触れてメダルの色を識別できるようになっています。

着々と準備が進められる中、名古屋の街にも大会に向けて変化が。
それが、今月10日に中区栄の「丸善名古屋本店」にオープンした初の大会公式ショップ!
オープン初日はアジア大会アスリート委員で元体操選手の寺本明日香さんや元パラバドミントン選手の伊藤則子さんがかけつけました。
この場所は地域と競技大会を繋ぐ場所ということなのですが、元体操選手の寺本さんもすでに大会に向けたこの地域の盛り上がりを実感しているそうで…?
元体操選手 寺本明日香さん:
「通勤中にきた電車がアジパララッピングで「おっ!」と感動して写真を撮った。いたるところにアジパラのラッピングがされて街全体が盛り上がってると名古屋に住んでいて実感している」

ショップの担当者によると、すでに約100種類の商品が並んでいますが、大会に合わせて今後さらに商品を増やしていくということです。


