アジア・アジアパラ大会では、愛知県内に選手・大会関係者だけで約2万人。観戦者は100万人以上が訪れることが想定されています。懸念されるのが、交通機関への影響です。
【写真を見る】アジア大会100万人以上が愛知に 期間中の地下鉄の駅は混乱するのか?タクシーはつかまるのか?地元の足への影響を検証
(通学で東山線を利用している人)
「(地下鉄は)朝の時間は混雑して立つ所もないし、自分は座れるが目の前に人がいてギュウギュウになっている。海外から来る人は荷物も大きいと思うので、車内がいっぱいになってしまうのでは」
(通勤で鶴舞線を利用している人)
「鶴舞線はそんなに混雑していないが、東山線はすごいことになっている。土日に混むと移動しづらいので、ちょっとなとは思う」
地下鉄への影響は?
アジア大会で大規模会場となるのが、名古屋市瑞穂区にある「瑞穂公園陸上競技場」と、北区にある「愛知国際アリーナ」。どちらの会場も、多くの人が名古屋市営地下鉄を利用することが予想されますが…
(都市交通に詳しい 名古屋大学・加藤博和教授)
「通常でも野球やサッカーなど、多くの人が訪れるイベントは名古屋でもよくやっているので、(アジア大会期間中は)いつもより混雑が激しくなると思うが、さばくことができる範囲だと考えている」
各会場からの電車での移動ルートは?
中でも気になるのは、普段も利用者が多い栄駅の混雑。
「瑞穂公園陸上競技場」から名古屋駅に向かうのに多くの人が使うと考えられるのは、最寄りの桜通線・瑞穂運動場西駅から乗り換えなしで桜通線を使うルート。もしくは、もう一つの名城線・瑞穂運動場東駅から栄駅で乗り換えて向かうルート。
「愛知国際アリーナ」は、最寄りの名城公園駅から栄駅で乗り換え名古屋駅に向かうルートです。
栄駅が混雑する可能性は?
競技終了後、観戦者で栄駅があふれかえるような「混乱」の可能性はないのでしょうか。
(名古屋大学・加藤博和教授)
「大混雑はすると思うが、本当に動けない状況には至らない」
両会場とも、名古屋駅に帰るためには複数のルートがあるため、分散可能。混雑自体はするものの、野球やライブなど従来の大型イベントと同様、臨時便の増発などで対応できると想定しています。
地下鉄のほかに注意が必要なのは、要人警護などに伴う予期せぬ交通規制です。
(名古屋大学・加藤博和教授)
「要人の場合はフライトの関係などで日程がずれることもある。交通情報を確認してもらえれば良いのではと思う」
つばめタクシーは、大会関係者や選手の送迎を担当
ほかの交通機関への影響はどうでしょうか?名古屋市中区に本社を置くつばめタクシーに聞くと…
(つばめ自動車 営業推進部 林直己部長)
「選手団の関係者や選手などを、宿泊ホテルから各会場までの送迎を担当する」
つばめタクシーでは、ドライバー約2000人のうち、1000人が大会関係者や選手の輸送などの業務に当たる予定です。
街中を走るタクシーは減る?
(つばめ自動車 営業推進部 林直己部長)
Q.タクシー足りない可能性は?
「残りの運転手をコアな時間にシフトを組み直して、移動の足に穴があかないように車を走らせる」
大会期間中は、比較的利用者が少ない時間帯のドライバーを減らし、利用者の多い午前7時~10時と午後4時~6時に多くのタクシーが走れるようにシフトを組む予定です。
(つばめ自動車 営業推進部 林直己部長)
「通院する人や移動手段がない人が困らないような体制を組んでいる」
今のところ、日常生活に影響が出るような混雑は想定されていないものの、大会期間中は余裕を持った行動を心がけると安心と言えそうです。


