26日、将棋の王将戦で藤井聡太六冠が防衛を果たしました。絶体絶命のピンチからの33年ぶりという歴史的な大逆転。師匠・杉本八段の分析は?
【写真を見る】藤井六冠“大逆転”なぜできた? 師匠・杉本昌隆八段の分析は…33年ぶり歴史的勝利の王将戦 「一手勝ちを読み切るスタイルが戻ってきた」 棋王戦最終第5局どうなる?
(藤井聡太六冠)
「防衛というのは厳しいと感じるところもあったので、"不思議な気持ち"というのが今の実感」
26日に王将戦七番勝負の最終第7局で挑戦者の永瀬拓矢九段に快勝し5連覇を達成した藤井六冠。1勝3敗の土俵際に追い込まれてから3連勝での「大逆転」防衛でした。
1勝3敗からの3連勝で逆転した七番勝負はなんと33年ぶりです。棋王戦とダブルでカド番に追い込まれていた藤井六冠に、何があったのでしょうか?
なぜ藤井六冠は「大逆転」防衛できた?
(大石邦彦アンカーマン)
「難しい対局の中で、なぜ藤井六冠はそれ(逆転防衛)ができたのか?」
(藤井六冠の師匠・杉本昌隆八段)
「かど番になったことで、開き直りのようなものもあったのでは。それまでは藤井六冠らしくなく、"守り"に入って負けた対局があった。負けられない勝負が続いたことによって、積極的に攻める。一手勝ちを読み切るスタイルが戻ってきた。将棋はメンタル面が大きい競技だと感じた」
(大石)
「やっぱりメンタルが大事?」
(藤井六冠の師匠・杉本昌隆八段)
「永瀬九段も3勝目を挙げて、気持ち的に変化が出たというか。『あと1番(1勝)』という思いが出てしまった。それがなかなか4勝目に届かなかった要因として少しあるのかも」
かど番から最終局へ…棋王戦も逆転防衛なるか?
今月29日には王将戦と同じく、かど番から最終局に持ち込んだ棋王戦の最終第5局が鳥取市で行われます。
(大石)
「先に王手をかけた増田八段と、追い込まれて追いついた藤井六冠、どちらが有利?」
(藤井六冠の師匠・杉本昌隆八段)
「流れがあることで言えば、追いついた藤井六冠の方が有利。逆転防衛、非常に期待できる」
窮地で覚醒した藤井六冠が再び逆転防衛できるか、注目です。


