
名鉄広見線の新可児~御嵩区間、2026年度も運行継続へ 翌年度以降「みなし上下分離方式」を協議

11.28(金)13:16
存続か廃止かが議論されている岐阜県の名鉄広見線の新可児駅から御嵩駅の区間について、2026年度は現状の形で運行を継続することで、名鉄と地元自治体が合意しました。

名鉄広見線の新可児駅から御嵩駅の7.4kmの区間は、利用者の減少で赤字が続いており、地元の御嵩町と可児市が2010年から毎年計1億円の財政支援をしてきました。
しかし名鉄は2024年、「現状の形で路線を維持するのは難しい」として、沿線市町と運行のあり方について協議しています。
御嵩町と可児市は、名鉄との間で2026年度は現状の形で運行することで合意し、これまでと同様に御嵩町が7000万円、可児市が3000万円を支援する予算案をそれぞれ議会に提案すると発表しました。
12月補正予算案に盛り込み、2025年度内に名鉄と協定を結ぶ予定だということです。
2027年度以降については、自治体が施設維持費などを負担する「みなし上下分離方式」での運行継続を目指し、名鉄との協議が続けられています。





