2000年の東海豪雨から9月11日で26年が経ちました。当時、堤防が決壊した新川沿いの公園です。地元住民などおよそ25人が集まり、当時の記憶を語り継ぐ集いが開かれました。集いでは、減災への願いを込めた歌も披露されました。
今から26年前、東海地方は、記録的な大雨に見舞われました。この大雨で10人が亡くなり約7万棟が浸水する被害が出ました。そして2026年9月8日、名古屋市では1時間で104.5ミリの雨が降り、1時間雨量としては東海豪雨を上回り観測史上最大となりました。当時、東海豪雨で被災した女性は当時の恐怖を振り返ります。
音楽家Ritaさん:
「東海豪雨の情景を思い出して『このままどうなってしまうのかな』『このまま帰れないんじゃないか』そういった恐怖が襲ってきた」
今、日本列島では、豪雨が多発。この1カ月間だけでも各地域で大雨が降り、被害が出ました。なぜ豪雨が多発するのか?気象予報士の上野さんが異常気象に詳しい三重大学の立花義裕教授に話を聞きました。
上野気象予報士:
「なぜ豪雨災害が頻発しているんでしょうか」
三重大学 立花義裕教授:
「地球の温暖化。これがないとですね、もし地球が温暖化してなかったら、こんなに豪雨が頻発してませんね。ですから全体に対する原因というのは地球の温暖化ですね、これは。地球が温暖化すると、海面水温が温暖化に伴って上がるんですよ。そうすると当然高温の海からは水蒸気がより多く大気中に蒸発してくるので、雲の中に入ってる水蒸気の量は過去よりも多くなるんですよ。ですから例えば雨が降りやすいような気圧配置になった時には、雨が降りやすいと。ほぼ豪雨になるということですね」
上野気象予報士:
「線状降水帯の予測が難しいのはなぜなんでしょうか」
三重大学 立花義裕教授:
「線状降水帯を発生させる場所ってのは海なんですよね。海の上の水蒸気の量やそれから海面水温というのは直接測ってないんですよ。だから本当の量の水蒸気の量やそれから海面水温というのは、ちゃんと測っていないんで、だからいくらコンピューターの性能が上がったとしても、シミュレーションしても正しい値にならないんですよね。ですから海上の観測網があまりないということが線状降水帯の予測を外す大きな一因だと思います」
立花教授は、地球温暖化が引き金になって豪雨が頻発しているという指摘でした。


