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被害者の夫に「子育ての苦労を分からせたかった」という趣旨の供述 26年前の主婦殺害事件で逮捕された女

12.04(木)16:04
1999年に名古屋市西区で起きた主婦殺害事件で逮捕された女が、訪問販売員を装っていたとみられることが分かりました。 港区のアルバイト・安福久美子容疑者(69)は1999年11月、西区稲生町のアパートで主婦の高羽奈美子さん(当時32)の首を刃物で複数回刺すなどして殺害した疑いで逮捕され、検察が鑑定留置を行っています。 安福容疑者は、奈美子さんと面識がなかったとみられていますが、乳酸菌飲料の訪問販売員を装ってアパートを訪れたとみられることが、新たに分かりました。 捜査関係者によりますと、現場のアパートの玄関付近には乳酸菌飲料がこぼれていて、室内に残されていた同じ飲料のパックから減っていた量とほぼ一致していたということです。 高羽さん家族にはこの飲料を飲む習慣はなく、警察は安福容疑者が奈美子さんに警戒されないよう、訪問販売員を装った可能性もあるとみています。 また、安福容疑者が奈美子さんの夫・悟さんに「子育ての苦労を分からせたかった」という趣旨の供述をしていたことも分かり、警察は子育てを悟さんに一人で担わせようと考え、奈美子さんを襲った可能性もあるとみて調べています。





