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観光客「東京より寒いです」 春の高山祭2日目は“寒冷渦”の影響であいにくの天気 からくり奉納は蔵の中で

04.15(火)17:31

岐阜県飛騨地方に春の訪れを告げる「春の高山祭」、2日目の4月15日は雨となり、午前の屋台の曳き揃えは中止となりました。 2025年の「春の高山祭」は、初日は青空のもと3年ぶりに12台全ての屋台による曳き揃えがありました。 しかし、2日目はあいにくの天気となりました。絢爛豪華な屋台は雨に弱く、蔵の中でからくり奉納が披露されました。 東京から来た客: 「天気が悪くて残念なんですが、町並みの中で笛の音色とかを聞いて、お祭り気分を楽しんでおります。コートを出して用意してきました。東京よりも寒いです」 埼玉から来た2人組の客: 「地元との気温差がすごすぎて、完全防備で来ました。ここだけ雪国かなって思っちゃうぐらいなんですけど」 「あらかじめ天気予報を見て、雨も降るという予報だったので」 高山市の最高気温は12.1度と3月下旬並みで、観光客は寒さ対策をして祭りを楽しんでいました。 岐阜県は15日、上空に強い寒気を伴う低気圧「寒冷渦」の影響で、荒れ模様の天気となり、郡上市では午後0時半ごろ、突然の雷とともに大量のひょうが降り、あたりは真っ白になりました。 福島智之気象予報士: 「明日以降は上空の寒気が次第に抜けていく見通しとなっていますので、土曜日にかけて晴れる日が続いて、最高気温が25度以上の夏日になるような日も出てくる見通しとなっています。そろそろ気になってくるのがゴールデンウィークの天気かと思いますが、気象庁の1カ月予報によりますと、4月の下旬から5月の上旬にかけては晴れる日が多く、平年よりも気温が高くなる見通しとなっています」