浜岡原発の再稼働に向けた安全審査をめぐる中部電力のデータ改ざん問題。原子力規制委員会は、中部電力が想定される地震の揺れを少なくとも1割から2割ほど小さく見せかけていたケースがあると公表しました。
中部電力をめぐっては、浜岡原子力発電所3・4号機の再稼働に向けた審査で、地震の揺れのデータを意図的に小さく見せる改ざんが発覚し、今年9月には外部による調査委員会の報告書を公表。改ざんの背景には早期の再稼働を目指すなかで、不適切な行為を正当化する考えがあったことなどが明らかになっています。
これとは別に、原子力規制委員会は中部電力への立ち入り検査などを行い独自の検査を進めていて、28日、途中結果を公表しました。
規制委員会の報告によりますと、中部電力は耐震設計の基礎となる地震の揺れの数値をめぐり、225のケースで意図的に操作していて、この中には、揺れの値を少なくとも1割から2割ほど小さく見せかけ、規制委員会に報告していたこともあったということです。
規制委員会は、中部電力への行政処分を年内に行うことを見据え、検査を継続する方針です。


