浜岡原発の安全性を高める工事で不祥事20件 中部電力副社長ら2人引責辞任 取引先への支払いが行われず

11.28(金)11:00
中部電力は、11月27日、浜岡原発の安全性を高める工事について、「取引先との契約などに不備があったが対応を怠っていた」として役員2人が引責辞任すると発表しました。
中部電力 佐々木敏春副社長:
「内部統制システム及びガバナンス上、重大な問題であると考えております」
11月30日付で退任するのは、原子力本部長を務める伊原一郎副社長ら役員2人です。この工事を巡っては契約変更や精算の手続きの不備があり、取引先への支払いが、行われていませんでした。2人はこれらについて取締役会に報告していなかったということです。中部電力は原発の安全性に影響はないとしています。





