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三重・鳥羽市で養殖されるブランド“浦村カキ” 最盛期迎え「生きているカキは去年よりも多い」 広島の不漁が続けば価格高騰の可能性も

12.03(水)17:39
養殖カキ生産量日本一の広島で、ことしカキが大量に死んだ問題。東海地方随一の養殖カキの産地に影響はあるのでしょうか。
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三重県鳥羽市浦村町で養殖されるブランド「浦村かき」は、10月から水揚げが始まり今が最盛期です。
「浦村かき」も、ここ5年ほどは海水温の上昇や“黒潮大蛇行”などの影響で不漁続きだったといいます。
では、ことしのシーズンはどうなんでしょうか?
(浦村かき組合・角田直樹委員長)
「去年よりはちょっとマシ。ムール貝の小さいのがたくさん付く年は、カキが良いんですよ。良くなってきた証拠。だけどやっぱり選別していくと、半分近くは死んでますね」
「ことしは生きているカキが去年よりも多い」
去年は水揚げしたカキの8割以上が死んでいたそうです。それに比べれば、ことしは良くなってきたと言えるそうです。
(角田委員長)
「生きているカキが去年よりは多かった。身も割と去年よりは白くて。12月ぐらいにもっと水温が下がったら、もっと白いぷりっとした身になると思いますよ」
現在「浦村かき」の販売価格は1キロあたり3000円~5000円ですが、今後も広島産の不漁が続けば、価格は高騰する可能性があるといいます。
では、広島の大量死の影響はいまはどうなんでしょうか?
(角田さん)
「広島のカキを買っていたお客さんから電話がかかってきたりとか、そういうのはこれからあるかもしれないが、今のところはないです」





