トヨタの実証都市「ウーブン・シティ」が始動　豊田章男会長「掛け算を起こしていく」

トヨタ自動車が静岡県で手がける実証実験の都市が始動しました。

　「ウーブン・シティで起こしていくのは掛け算です。掛け算は1社だけだと成り立ちません。最低でも2社必要なんです」（トヨタ自動車 豊田章男会長）

　25日に静岡県裾野市であったのは、トヨタの実証都市の始動を記念するイベントです。

　自動車工場の跡地につくられた街では、トヨタや協力企業が「住民」とともに様々な実証実験を重ね、新たなサービスや製品づくりに生かしていきます。

　当初はトヨタの関係者ら数世帯が入居し、第1段階で約300人まで住民を増やすとしています。

　来年度以降には一般客も受け入れる予定です。