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重度心身障害の患者に「お前はゴミ」などと暴言 7件の虐待に関与した病院の女性看護師5人や放置した院長を処分
01.27(月)20:59
2023年度、重度心身障害の患者に対し、複数の職員が暴言を吐く行為などの虐待行為が認定されていた三重県鈴鹿市の国立病院機構鈴鹿病院で、虐待に関与した看護師らが処分を受けました。 鈴鹿市の国立病院機構鈴鹿病院 では2023年度、重度心身障害の患者に対し、複数の職員が「ダンゴムシみたい」「お前はゴミ」などと暴言を吐く行為などがあり、このうち16件が虐待と認定されていました。 国立病院機構は2024年12月26日、このうち7件の虐待に関与した20代から50代の女性看護師ら5人を停職や戒告、虐待を把握しつつ放置した院長を戒告の処分としました。 また鈴鹿病院では2024年2月、入院患者の人工呼吸器が外れているのに看護師がおよそ10分間気付かず、患者が一時心肺停止となる医療事故が起きていたことも新たにわかりました。 患者は一命を取り留めましたが、後遺症が残ったということです。