国内最高峰リーグ・SVリーグで人気ナンバーワン、愛知を拠点に活動する水町泰杜選手。ビーチバレーとの二刀流を貫く思いに迫ります。

身長181cmとバレーボール選手としては小柄ながら――。
リーグナンバーワンに輝いた強烈なサーブに、スピードとパワーを生かしたスパイクが持ち味のウルフドッグス名古屋の水町泰杜選手。
「いるだけで一気に明るくしてくれる」(水町選手のファン)
「とにかく明るい太陽みたいな性格と、チームを明るくしてくれるところが好き」(水町選手のファン)
バレー界で大人気の24歳。
今年のSVリーグオールスターのファン投票では、大差で1位に!
パリオリンピックで活躍した高橋藍選手や西田有志選手ら、並みいるスタープレイヤーを抑え、ただ一人、10万を超える票を獲得しました。
ビーチバレーにも力を入れる

そんな水町選手が、バレーボール以外にも力を入れていることが――。
ビーチバレーです。
SVリーグのオフシーズンの今は、トヨタ自動車のビーチバレー部で活動。
前人未到の二刀流に、挑戦しています。
「個と個の力のぶつかり合いというか、『スパイカーとブロッカー』『スパイカーとレシーバー』のような、自分に責任がのしかかる感じが好き。好きというか面白い」(水町選手)
2人で、すべてをこなさなければいけないビーチバレー。
水町選手が大事にしているのが、コミュニケーションです。
「その人の人となりを知らないと、人とバレーボールやるので。まずはその人を知る。『ここからは聞いてもいいのかな』というラインはあると思うので、距離感だけ間違わないように。とにかく会話をする。人の懐に入るのは苦手ではないので、上手くやってます」(水町選手)
ペアを組むのは、2歳年下の黒澤孝太選手

ビーチバレー3シーズン目を迎えた今年、ペアを組むのが、2歳年下の黒澤孝太選手です。
初めて組んだ去年は、全日本選手権で準優勝。
若い世代の日本代表として、国際大会にも出場しました。
「最初は静かな子だと思ったけど、しゃべってみたら、たくさんしゃべる。引き出せばたくさんしゃべってくれる」(水町選手)
「常に明るいし、ビーチだけでなく普段も周りを笑わせてくれるキャラクター。体調とかも気にかけてくれるし、いろんなことに気を配れる人。フランクに接することができるので、どんどんタメ口が増えていく」(黒澤選手)
アジア大会の出場をかけた「ジャパンツアー名古屋大会」

息ぴったりの2人には、大事な大会が控えていました。
水町選手がSVリーグのシーズンを戦い終えた、わずか2週間後。
アジア大会の出場をかけた、一発勝負。
ジャパンツアー名古屋大会。
2人で練習をする時間がほとんどない中、予選を順当に勝ちあがり、迎えた準決勝。
この試合に勝てば、アジア大会出場内定となります。
ところが、優勝候補の一角ベテラン、高橋・池田ペアを前に、第1セットを奪われてしまいます。
アジア大会出場内定を勝ち取る

追い込まれた、水町・黒澤ペア、後がない第2セット。
「相手はベテランのペアなので、僕たちは向かって行くだけ」(水町選手)
徐々にペースをつかんでいきます。
「インドアのようにスパイクが打てるので、攻撃力というかスピード感が僕らのペアの強み」(水町選手)
持ち味のスピードを生かした攻撃で流れを引き寄せ、このセットを奪い返します。
勝負の第3セットでは、コミュニケーションで培った息のあったプレーで得点を重ねていきます。
見事、アジア大会出場内定を勝ち取りました!
「アジア大会の切符が取れて、多くの人にビーチバレーを知ってもらうチャンスなので、その切符が取れたのがうれしい」(水町選手)
突き進むその先に見据えるのは?

大会から3日後、休む間もなく練習していた水町選手。
前人未到の二刀流の道。
突き進むその先に見据えるのは――。
「今はビーチバレーに100%だし、インドアをやっている時はインドアに100%。その時やっている競技に100%。“水町泰杜が2つの道を作り上げた”というのは、残せるところまで残したい」(水町選手)
(6月18日15:40~放送メ~テレ『ドデスカ+』じもスポ!コーナーより)


