27日に公示された衆議院選挙の期日前投票が、28日から始まりました。ただ「超短期決戦」で注意が必要なことも。
名古屋市の中区役所では、続々と有権者が1票を投じました。
「現役世代なので、手取りが増えたりするところだとうれしいなと。そういうところを重視して入れました」(有権者)
中には、いつもと事情が違うことに戸惑う人も。
「投票の案内も来ないまま期日前投票を迎えて、びっくりしちゃって」(有権者)
「選挙のお知らせ」がまだ届いていない場合も、期日前投票は可能です。
一方、準備する自治体は――。
「スタッフの確保もそうだし、資材を確保するというのが、時間がないと急には対応できないところもあるので、物の手配が非常に大変だった」(名古屋市中区総務課 統計選挙担当 川副洋平さん)
最高裁裁判官の国民審査は2月1日から

担当者の心配は、他にも――。
「国民審査が2月1日からしか投票できないということで、この情報が有権者にどこまで伝わるか、非常に心配しているところ」(川副さん)
衆院選と同時に行われる「最高裁判所裁判官国民審査」は、今回、法律の規定で2月1日から投票となります。
Q.国民審査の投票開始が2月1日以降だが?
「そういえばなかった。ちょっとびっくり。45年ほど選挙にいってますけど、初めて」(有権者)
出入口には注意書きも貼りだされ、国民審査の日程について記載されています。
「1月中に投票に来ても、国民審査は2回目に来てもらえれば投票できるし、2月8日当日にも自身の投票所で投票できるので、できなくなったわけではないということをご理解いただければ」(川副さん)
岐阜市は初めて2週連続選挙

「27日午後9時前の岐阜市役所では、すでに始まっている岐阜市長選の期日前投票所の隣に、衆院選の期日前投票のスペースが準備されています」(記者)
1月25日に告示された岐阜市長選。市役所やコミュニティセンターでは、26日から期日前投票が始まりました。
その期日前投票所で27日夜、衆院選の期日前投票の準備が始まりました。
市長選と衆院選、2週連続での選挙。2つの選挙が重なるのは岐阜市では初めてのことです。
「選挙が重なるというのが、今までになかったことなので、説明や誘導が複雑にならないように意識しました」(岐阜市選挙管理委員会事務局 尾関雅大さん)
資材が増えても広さは変わらないため、ものの配置にも工夫が必要です。
動線が分かりやすくなるようなレイアウトを考えましたが、実際に配置して確認しながら調整していきます。
「図面上は収まっているように見えても、実際に並べたり、人の動きをイメージすると、思いどおりにいかない部分もある」(尾関さん)
前例のない「ダブル期日前投票」。岐阜市は会場の市役所とコミュニティセンターで計40人ほど増員して対応していくといいます。
「今まで重なったことがないという部分で、従事する職員は不安な部分もあるかと思うが、一番は混乱が起きないように。不安があるなかでも誘導や声掛けをして、少しでもスムーズにしていきたい」(尾関さん)
今回の期日前投票の注意点

28日から始まった期日前投票は、“超短期決戦”でいつもとは違うことがあります。
まず、選挙が決まると自宅に届く「選挙のお知らせ」というはがき。今回、このはがきの発送が遅れている自治体があるということです。
名古屋市の場合は、2月4日までに届くように作業を進めているということですが、このはがきが届いていなくても、期日前投票所で必要事項を記入して本人だと確認できれば投票可能です。
手ぶらでも問題ありませんが、念のため、運転免許証など本人を証明するものをもっていくと安心です。
“超短期決戦”ということで、期日前投票ができる「場所」についても注意点があります。
名古屋市では今回、これまで商業施設などに設置していた臨時の期日前投票所はありません。
これまで投票していた期日前投票所が今回は設置されていないかもしれないので、確認するようにして下さい。


