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従来の健康保険証 来年3月末以降はどうなる?保険医協会が示す“マイナ保険証”の問題点 12月2日から本格移行

12.02(火)17:55
12月2日から「マイナ保険証」に本格移行する中、従来の保険証を残すべきと訴え続けているのが愛知県保険医協会です。11月25日の取材では…
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トラブルを経験した医療機関が全体の7割
(大石邦彦アンカーマン)
「ここまでに医療機関側から上がっているトラブルは?」
(愛知県保険医協会 伊藤剛事務局次長)
「保険医協会、全国保険医団体連合会でアンケートを実施して、まとめている最中。それをみるとことし8月以降で、オンライン資格確認のトラブルを経験したという医療機関が全体の7割」
医療機関でのトラブルが起きていることを指摘しました。
来年の3月末、すべての特例措置がなくなったら?
たとえば、保険証の名前に難しい漢字が使われていると読み取りがうまくできず、黒い丸(●)で塗りつぶされるケースが。たとえば「髙木太郎」さんや「渡邊花子」さんは、「●木太郎」さんや、「渡●花子」さんになる可能性があるのです。
また、マイナンバーカードの有効期限が切れていることに気づかず来院する人もいるなど、マイナ保険証に切り替えるメリットはあるのか?と疑問を呈します。
(大石)
「(来年3月末には全ての健康保険証の期限の)特例措置もとれて切れる。どうなりそう?」
(伊藤事務局次長)
「12月1日で全ての従来の保険証の有効期限が切れると、被用者保険に加入しているのは若い人が多いので、きっとマイナ保険証を使う人が増えるだろうと。それでマイナ保険証の利用率が上がれば、それを理由に(3月末以降は)資格確認書とマイナ保険証だけの仕組みに移行できると政府は踏んでいるんだと思うが、本当にそうなるかどうかは今の段階では何とも言えない」





