名古屋市内に事務所をおく弁護士の男が、訴訟に関する文書を偽造し、業務で預かった金を着服したなどとして、在宅起訴されました。
6月25日付で、有印公文書偽造・同行使や業務上横領などの罪で、在宅起訴されたのは、名古屋市内に事務所をおく、弁護士の松下典弘被告(43)です。
名古屋地検特捜部によると、松下被告は、2021年から2025年にかけ、依頼者3人に対し、偽造した判決書を見せるなどしたほか、別の依頼者3人に支払うべき請求相手からの弁償金など計1120万円を着服した罪に問われています。
松下被告は訴訟の依頼を放置していて、発覚を免れるため文書を偽造したとみられています。
特捜部は、松下被告の認否を明らかにしていません。
松下被告が所属する愛知県弁護士会は「不祥事根絶にむけた施策の拡充をはかるとともに、会に与えられた権限の適切な行使を通じて、信頼の維持、向上に努めてまいります」などとコメントしています。


