新着
三重県紀北町で関船祭り 地区内外から多くの担ぎ手

10.19(日)18:17
三重県紀北町で、豊漁や海の安全を祈願する「関船祭り」が行われました。
漁業が盛んな紀北町引本地区の「関船祭り」は、江戸時代から続くとされる祭りです。
「関船」は、かつて熊野灘の海賊を取り締まった船を模したものだということです。
船は、全長8m、重さは1tあり、40人ほどが担いで街を練り歩きました。
見どころは、船を上下左右に激しく揺らす、「練り」と呼ばれるものです。
地域の高齢化で担ぎ手が減少するなか、今年からは保存会を立ち上げ、サポート体制を強化したり、広く参加者を募るなどの工夫をしているということです。
19日は地区内外から多くの担ぎ手が訪れ、普段は静かな港町が活気にあふれていました。