名古屋市美術館で、東海地方ゆかりの画家が手掛けた日本画の展示会が開かれています。 会場には、明治末期から昭和初期に活躍した、名古屋ゆかりの日本画家34人の作品が展示されています。 愛知県一宮市出身・喜多村麦子の作品は、問屋の舟が木材を運ぶ堀川の夕暮れを、情感あふれる淡い色使いで描いています。 名古屋出身・富田范渓が麦畑とすももを描いた作品は、去年寄贈された初公開のもので、畑に舞うモンシロチョウが初夏を感じさせています。 展示は12月7日までです。