岐阜・池田町の前町長の加重収賄事件、贈賄側の電気工事会社元社長に執行猶予付き有罪判決

岐阜県池田町の前町長に賄賂を渡したとされる元会社社長に、執行猶予付きの有罪判決です。

　贈賄などの罪に問われたのは大垣市の電気工事会社元社長、久富幸司被告（63）です。

　起訴状などによりますと久富被告は2022年2月、池田町が発注する工事の指名競争入札で有利な取り計らいを受けられるよう、岡崎和夫前町長（76）に現金100万円を渡したなどの罪に問われています。

　初公判で起訴内容を認めていました。

　27日の判決で岐阜地裁は「得られた利益は大きい」とした一方、「反省の態度を示している」などとして懲役1年4カ月・執行猶予3年を言い渡しました。

　この事件で加重収賄などの罪に問われた岡崎前町長は、執行猶予付きの有罪判決が確定しています。