2月20日午後2時、高市総理が施政方針演説を行いました。
高市総理:
「暮らしの安全と安心を確保し、雇用と所得を増やし、消費マインドを改善し、事業収益が上がり、税率を上げずとも税収が自然増に向かう、強い経済を構築します。この好循環を実現する事で日本経済のパイを大きくするとともに、物価上昇に負けない賃金上昇を実現します」
高市総理が実現を約束するとした物価上昇に負けない「賃金上昇」その機運を高めるために何が必要なのでしょうか?
セラミックス製品を興味深く見ているのは経団連の筒井義信会長です。筒井会長は20日、名古屋のセラミックメーカー日本ガイシの新しい施設を視察しました。日本ガイシの研究開発の歴史がわかる展示などを視察した筒井会長は、モノづくりにおける企業の役割について次のように話しました。
経団連 筒井義信会長:
「企業が積極的に研究開発投資、設備投資を行って、イノベーションに向けた普段の取り組みを進めていくこと。これが何よりも不可欠である」
その筒井会長は20日午後、中部地方の経済団体関係者との懇談会に参加しました。そこで、設備投資や研究開発投資の重要性以外にも指摘したことがありました。
経団連 筒井義信会長:
「『賃金引き上げ』を含む人的投資。これらが日本経済の基盤を強化し、さらなる成長と分配の好循環を生み出す『投資牽引型経済』の確立を目指していく」
筒井会長が、重要な投資の一つとして挙げたのが「賃上げ」です。厚生労働省の調査で、労働者の平均賃金の増加率は、2022年から上昇を続けています。一方、賃金の増加率を企業規模で比較すると、大企業は5.3%だったのに対し、中小企業は伸び率が低く、「賃上げ格差」が課題となっています。


