多くの人に親しまれ、2月末で閉店となる名古屋の名鉄百貨店。売りつくしセールで、きょうも賑わっています。
【写真を見る】閉店迫る名鉄百貨店 ナナちゃんは広報部員として“最後の変身” 売り尽くしセールはきょうも大盛況
(松本道弥アナウンサー 名古屋・中村区)
「午前10時7分になりました。ナナちゃんが右手を振っています」
名古屋駅前のシンボル、「ナナちゃん」が名鉄百貨店の広報部員として最後の変身を遂げました。
2月4日から始まった最終セールも残り1週間あまりですが、閉店に向けての感謝とお別れを伝えるため、ナナちゃんが3月3日まで毎日、午前9時~午後9時までの毎時7分・17分・27分など「ナナ」がつく時間に7回手を振ります(最終日は午後4時ごろまで)。
(訪れた人)
「寂しい。ここにいてほしい」
ナナちゃんが身にまとう衣装にも、名鉄百貨店への感謝のメッセージが。その「思い」が溢れているのは、ここだけではありません。
壁一面に貼られたメッセージカード
(松本)
「本館とメンズ館の連絡通路の壁には、皆さんの思いが込められたメッセージカードがずらりと貼られています」
名鉄百貨店との別れを惜しんで、メッセージを書き込む多くの人たち。去年11月にボードが設置された当初、用意されたカードは2000枚でしたが、メッセージを残そうと訪れる人は多く、先週末の時点でカードを約2万2000枚に増やしました。
(訪れた人)
「『名鉄よありがとう』って書きました。やっぱりなくなると寂しいですからね」
「『名鉄は永遠!』また新しいリニア新幹線が開通してから、違った形で飛躍したデパートになるといいなと」
「主人と出会いました」
中には、名鉄百貨店で「運命の出会い」を果たした人も。
(訪れた人)
「(名鉄百貨店で)主人と出会いました」
かつてテナントの従業員として働いていたというこの女性。ご主人とは職場で巡り合ったといいます。
(訪れた人)
「ここで皆さんといい出会いがあって、お客さんにも可愛がってもらったし、本当にいい思い出ばかり」
71年分の思い出がぎっしりと詰まった、名鉄百貨店。今までの思いを伝えられるのも、残りわずか1週間です。


