愛知県警の新本部長着任　暴力団の壊滅や交通死亡事故の抑止に力を入れる　「県民が安心して生活できるよう取り組んでいきたい」　

27日、愛知県警の新本部長が着任し、「県民が、安全で安心して生活できるよう組織の総力をあげて取り組んでいきたい」などと抱負を述べました。

愛知県警の本部長に着任したのは、佐藤隆司（さとう・たかし）警視監（55）です。

佐藤本部長は、神奈川県出身で東京大学の教養学部を卒業後、1994年に警察庁に入り、これまでに大阪府警の警備部長や宮崎県警の本部長などを歴任しました。

佐藤本部長は、会見で「県民が、安全で安心して生活できるよう組織の総力をあげて取り組んでいきたい」などと抱負を述べました。

また愛知県警の課題として、暴力団の壊滅、交通死亡事故の抑止、身近な犯罪への対応を挙げたほか、南海トラフ地震をはじめとする大規模災害や、来年開催される「第20回アジア競技大会」に向けた対策にも、力を入れたいと話しました。