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火事が起き全焼した住宅も…リンナイ製の浴室暖房乾燥機3機種に“発火の恐れ” 計37万台余りリコール

04.15(火)18:10

名古屋市に本社を置くリンナイは2025年4月15日、浴室暖房乾燥機が原因の火災が確認されたとして、37万台あまりのリコールを発表しました。 リンナイによりますと、リコールの対象となるのは2003年8月から2020年8月までに製造した3つの浴室暖房乾燥機です。 温風を浴室内に循環させるファンモーターという部品の内部に、湿った空気が入り、腐食することで発火の恐れがあるということです。 これら浴室暖房乾燥機が原因で、2019年から2025年1月までに、愛知県を中心に7件の火事が起きていて、このうち兵庫県では住宅を全焼する火事となり、1人が軽いケガをしました。 これらの機種はリンナイだけではなく、東邦ガスなどのブランド名でも販売されていて、対象は合わせて37万台あまりにのぼります。 リンナイは、換気運転以外の使用中止を呼び掛けるとともに、無償での点検・修理の受付をインターネットでは4月15日から、電話では17日から開始するとしています。 <対象機種> RBH-C261シリーズ RBH-C333シリーズ RBHM-C334シリーズ