中部電力の副社長ら2人が引責辞任へ 浜岡原発工事で不祥事が20件あったと発表

11.27(木)17:10
中部電力は、浜岡原発の工事で正式な契約を行わなかったなどの不祥事が20件あったとして、副社長ら幹部2人の退任を発表しました。
中部電力は臨時会見を開き、2013年から2019年の間に行った静岡県の浜岡原発の工事のうち、正式な契約変更と精算手続きを行わなかった不祥事が20件あったと発表しました。
この不祥事を受け、原子力本部長を務める伊原一郎副社長ら、幹部2人が30日付けで退任すると発表しました。
伊原副社長らは、取締役会などへの報告を怠っていたということです。
浜岡原発は、再稼働に向けた安全性向上対策工事を行っていますが、今回の不祥事の影響はないということです。





