「坂道を上れなかったので歩行者に押してもらっていたら滑り落ちた」 雪の坂道で車にひかれ男性(73)死亡　当時現場付近では約10センチの積雪　岐阜・下呂市

8日夜、岐阜県下呂市で雪の積もった坂道で乗用車が後退し、後ろにいた男性がひかれて死亡しました。運転手は「歩行者に後ろから押してもらっていたら、そのまま車が滑り落ちた」と話しているということです。

警察によりますと、8日午後7時半ごろ、下呂市萩原町西上田の坂道で乗用車が後退しました。

その際乗用車の後ろにいた近くに住む橋本鉱一さん（73）がひかれ、その後、死亡しました。

死因は胸部圧迫による窒息死だということです。

当時、現場付近では10センチほど雪が積もっていました。

乗用車の運転手は「坂道を上れなかったので、歩行者に後ろから押してもらっていたら、そのまま車が滑り落ちた」と話していて、警察が当時の状況を調べています。