魚を煙でいぶす伝統的な保存食「あぶり」作りが最盛期を迎えています。 あぶりは魚を桜の木の煙でいぶして作る燻製で、尾鷲市梶賀町に100年以上前から伝わる保存食です。 浜中倫代さん(83)の作業場では、小サバを30分ほど塩水に浸けたあと竹串に刺し、黄金色になるまで1時間半から2時間ほどじっくりといぶし、香ばしくしっとりとしたあぶりに仕上げていました。 浜中さん: 「順調です。今年は本当にすばらしい」 あぶり作りは6月下旬まで行われます。