南海トラフ地震の発生が高い確率で想定される中、いざという時に家族はどう動くのか。集合場所や行動を事前に共有する「家族防災計画」の重要性を伝えます。
■家族で事前に防災について話し合う重要性
今後30年以内に60%から90%程度以上の確率で発生すると言われている「南海トラフ地震」。甚大な被害が想定されています。 では、今私たちはどう備えるべきか。これは名古屋市を舞台にした、誰にでも起こりうる“もしもの物語”です。
パパ: 「健太、これが我が家のマイ・タイムラインだよ。健太と一緒に書いて、大きな地震に備えようと思う」 健太: 「うん、わかった」
パパ: 「家族が離れ離れの時に、もし自宅が危険だと感じたら、健太が通っている小学校を集合場所にしよう。そして、これは地震が起きた時にすぐにやってほしい“地震の時のシェイクアウト”だよ」 地震発生時のシェイクアウトとは、「まず低く」「頭を守り」「動かない」の3つです。
パパ: 「じゃあ、パパと一緒にやってみよう。1つ目は、姿勢を低く。そして2つ目は、机の下に潜って頭を守る。そして3つ目は、揺れが収まるまで動かない。そう、いいぞ」
■地震が起きた後の行動
それから数週間後、健太が友達と遊びに行って、家にいない時のことだった。 パパ: 「ん、地震?」
ママ: 「パパ、災害情報が出ているわ」 過去の災害では、SNSなどでデマや不確かな情報が広がったことがありました。その情報が正しいかを確認するため、自治体の公式アカウントをあらかじめフォローしておくことも大切です。
ママ: 「健太、大丈夫かしら?」 パパ: 「健太なら大丈夫だよ。前にマイ・タイムラインで決めた通り、小学校に来るはず。よし行こう、健太が待っている」
災害時の行動や集合場所を、家族全員で事前に共有しておくこと。大地震の危機が迫る今、いざという時に子どもも自信を持って避難できるよう、日頃から備えておくことが大切です。


