入金したように見せかけデータ消去か…勤めていた金融機関で顧客の預金約1500万円を横領した疑い 32歳男を逮捕

　当時勤務していた愛知県稲沢市の金融機関で、顧客の預金およそ1500万円を横領したとして32歳の男が逮捕されました。 　逮捕されたのは、江南市松竹町に住む坪井良将容疑者(32)です。 　警察によりますと、去年2月から10月にかけ、当時勤務していた稲沢市内の金融機関の支店で顧客6人の預金あわせておよそ1500万円を横領した疑いが持たれています。 　坪井容疑者は当時、個人や企業の預金を扱う渉外の担当で、顧客から現金を預かりタブレット端末から入金の手続きをしたように見せかけた後、端末のデータを消去し横領していたとみられています。 　去年10月に顧客からの指摘で発覚し、その後懲戒解雇となっていて、調べに対して「間違いありません」と容疑を認めています。