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“乳児放置死”の罪 被告の女に執行猶予付き有罪判決 岐阜地裁「若い被告人の未熟さが大きく影響」
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02.26(水)19:22
生後間もない乳児を車に放置して死亡させた罪に問われた女に、執行猶予付きの有罪判決です。
起訴状などによりますと、岐阜県関市の山口桃加被告(23)は去年2月、親族の家のトイレで娘を出産したにもかかわらず、医療措置を受けさせるなどしないまま、車に放置し死亡させた罪に問われていました。
初公判で山口被告は起訴内容を認めていました。
26日の判決で岐阜地裁は「容易にできたはずの119番通報など救命に向けた行動をとらず、死亡するに至らせたのは強い非難に値する」とした一方、「被害者を長時間保護しなかったことには、当時22歳と若い被告人の未熟さが大きく影響した」などとして、懲役3年・執行猶予5年の判決を言い渡しました。