「立ち止まってご利用ください」 地下鉄・名古屋駅のエスカレーターでAIの「見守り君」から注意の音声

エスカレーターを歩く人に、AIを活用して注意する装置の運用が、名古屋市営地下鉄の駅で始まりました。

　「エスカレーター見守り君」の運用が始まったのは、名古屋市営地下鉄の名古屋駅です。

　AIが歩く人を見つけると、スピーカーから「立ち止まってご利用ください」と音声で注意します。

「（実証実験の前後で）歩く人が大体半減したという結果があり、大きい効果があると感じている。設置できる場所の可能性・効果などを考慮して、今回名古屋駅での設置に至った」(名古屋市 消費生活課 木村元則 課長)

　名古屋市では、エスカレーターに立ち止まって乗ることを義務付ける条例が施行されてから約2年が経っていて、市はこの装置の設置を拡大していきたいとしています。