晴れの会場でエンジン音が鳴り響いたのは、約2300人が参加したトヨタ自動車の入社式。「GR GT3」や「センチュリー」が壇上を飾り、新入社員たちが目を輝かせました。
【写真を見る】トヨタの入社式 新入社員の中には…スノーボード金メダリスト・深田茉莉選手も 今年度は7割の会社で初任給アップ
きょう付けで就任した近健太社長は、新入社員たちにこんなメッセージを…
(トヨタ自動車 近健太社長)
「もっと勉強して働いて、もっともっと自分自身を成長させてほしい。私は車が大好きです。皆さんにも、もっと車を好きになってほしいと思う」
金メダリスト 深田茉莉選手もトヨタ自動車の一員に
トヨタ自動車の昨年度の採用人数は3521人と、99年度以降最多に。新しい領域での開発を加速するなどの理由から増やしたということでした。
(トヨタ自動車 新入社員 末原海晟さん)
「いち早く仕事に慣れて、世界中の人たちに良い車を届けたい」
新入社員の中には、ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード女子スロープスタイルで金メダルを獲得した深田茉莉選手も。
(トヨタ自動車 新入社員 深田茉莉さん)
「スノーボードだけではダメだなと自分でも思っていたので、トヨタに入社して社会的にもいろいろなことを学んでいけたら」
7割の会社が初任給アップ
トヨタ自動車の昨年度の初任給は、事務職・技術職の学部卒で27万5000円でしたが、一般社員の処遇改善と同様、今年の新入社員の初任給も引き上げを予定しているということです。
また、帝国データバンクの調査では「4月入社の新卒社員に支給する初任給を前年度から改定したか?」という問いに対し、大企業や中小企業を含む1541社のうち67.5%が「引き上げる」と回答したということです。
引き上げ額は平均で9462円で、これは前年度の9114円を上回った形です。
背景には人材確保や定着率の向上を図る狙いのほか、賃上げの流れが強まる中、ベアの実施が引き上げにつながったと見られます。初任給額の分布では「20万~25万円未満」が約6割でトップ。ついで「25万~30万円未満」が前年度より上昇し2割近くになったということです。


