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病院で母親の点滴にサプリ注入 母親死亡 傷害致死の疑いで息子を逮捕 「体調を回復させようとした」
12.04(水)19:10
名古屋市内の病院で今年8月、入院中の母親の点滴に、水に溶かしたサプリを注入し、その後、誤嚥性肺炎によって死亡させたとして、62歳の息子が逮捕されました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは、名古屋市南区の無職、伊藤直行容疑者(62)です。
警察によりますと、伊藤容疑者は8月、名古屋市内で入院中の母親(当時85歳)の点滴ボトルに水に溶かしたサプリを注射器で注入し、血液に細菌を混入させて、その後、誤嚥性肺炎により死亡させた疑いが持たれています。
調べに対し、伊藤容疑者は「やったことは間違いないが、何で菌が入ったかはわからない」と容疑を一部否認しています。
また、「体調を回復させようとした」という趣旨の供述をしているということです。
サプリは粉末状で、伊藤容疑者は病院に「点滴に混ぜたい」と相談しましたが、病院側は危険だとして断っていました。