名古屋市内の連続ひったくり事件 強盗致傷など8件の罪に問われた男に懲役12年を求刑

11.28(金)12:25
去年の夏に名古屋市内で発生した連続ひったくり事件の裁判で、検察側は被告の男に懲役12年を求刑しました。
起訴状などによりますと、石澤博被告(52)は去年8月、名古屋市西区で原付バイクに乗って女性のかばんを奪った上、バイクの荷台をつかんだ男性を引きずりけがをさせた強盗致傷など、8件の罪に問われています。
これまでの裁判で、石澤被告は起訴内容を認めています。
28日の論告求刑公判で、検察側は「生活に困窮して再犯する可能性が高い」などとして、懲役12年を求刑しました。
一方、弁護側は「出所後に現在勤めている会社での再雇用が約束されており、本人も反省している」などと主張し、懲役6年の判決を求めました。
判決は12月3日に言い渡されます。





