「コミュニケーションがうまくとれず…」上司姓の印鑑を購入し使用 不正な事務処理をした三重県の女性職員(25)が懲戒処分

05.31(土)06:19
購入した上司の名前の印鑑を使い164件の不正な事務処理をしたとして三重県職員が懲戒処分を受けました。
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5月30日付けで停職6か月の処分を受けたのは三重県医療保険部長寿介護課の25歳の女性職員です。
女性職員は去年4月から12月にかけて、自分で購入した上司の名前の印鑑を使って事業者からの届出などに関する事務手続き164件を不正に行ったということです。
女性職員は県の聞き取りに「事務処理が遅れていたが、コミュニケーションがうまくとれず、上司に報告できなかった」などと説明し、依願退職の意向を示しています。
また、業務委託や物品購入などの71件の支払いを先延ばしにしていたとして、税収確保課の27歳の男性職員も停職3か月の処分を受けました。