
【養老鉄道】社員が無免許で客乗せて列車を運転させた問題 運転管理者を解任

11.28(金)17:54
養老鉄道の社員が無免許で客を乗せて列車を運転していた問題で、養老鉄道は運転管理者を解任し、新たな管理者を選任しました。
養老鉄道によりますと20代の男性社員は2025年6月と7月の2回、それぞれ10人ほどの客を乗せた列車を無免許で運転していました。その後の中部運輸局の監査で、男性社員は運転室の鍵を所持し、無断で10回以上立ち入っていたとみられることもわかっています。
中部運輸局は、安全管理の体制に問題がある等として、運転業務を統括する「運転管理者」の解任に向けた手続きを開始しましたが、養老鉄道は、11月21日付けで、運転業務を統括する「運転管理者」を解任し、新たな管理者を選任したということです。
中部運輸局はこれを受けて手続きを取りやめました。
養老鉄道は「今後二度と、このような事態が発生しないよう、安全管理体制の総点検や社員への教育・指導を徹底し、信頼の回復に努めてまいります」などとコメントしています。





