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午後2時46分に“勿忘の鐘”響く…東日本大震災から14年 三重県桑名市の寺でも犠牲者を悼み復興祈る人々の姿

03.12(水)06:20

2025年3月11日で東日本大震災から14年が経ちました。東海地方でも犠牲者の追悼が行われたほか、津波からの避難の訓練をする地域もありました。 午後2時46分、三重県桑名市の「桑名別院 本統寺」では勿忘(わすれな)の鐘」の音が響くなか、東北の地に向かって手を合わせていました。 主催者: 「被災された人たちへ、まなざしを、心を向けていく、忘れないで向けていくということが一番の願いではないでしょうかね」 参加者: 「震災後に生まれた子供たちにも、伝えていけるといいなと思っています」 愛知県豊橋市では、南海トラフ巨大地震を想定した、津波避難訓練が行われました。 あの日を経験した私たちの合言葉となった「命を守る行動を」。そしてもう1つ、忘れてはいけない教訓があります。 市役所の職員: 「『私はもう無理だ、間に合わない』。逃げない人がいると、責任感が強い人がその人を助けようと思って巻き込まれて死ぬということが実際に起きています。全員が諦めずに逃げるということを徹底していただきたいと思います」