「大屋根リングの下では5℃以上涼しかった」大阪・関西万博の会場に32の無料給水スポット 夏のような暑さに熱中症対策を!

きょうの万博会場は夏のような暑さに!そんな中、意外な“ひんやりスポット”を発見しました。
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取材班:「きょうは晴天、直射日光のもとでは温度計は29.9℃となっています」
きょう昼前には夏のような暑さになった大阪・関西万博の会場。
(来場者)
「1時間待ち。しまったと思ったのが帽子を忘れてしまった」
「水筒とペットボトルを9本くらい持ってきた」
皆さん、熱中症対策が、きょうの大事なテーマとなりました。では、会場のどこで涼をとるのがベストなのでしょうか?
取材班:「大屋根リングの下では温度計が5℃以上(表示が)下がりました」
大屋根リングの日よけ効果は今後も期待できそうです!
給水スポットと吹き上がるミストで暑さ対策
そして、水分補給は小まめに行うのが熱中症予防の鉄則ですが…。
取材班:「皆さんが並んでいるのは給水スポット。これ無料なんです」
会場内には現在、32か所の給水スポットがあります。水筒やペットボトルに無料で水の補給ができるので是非、暑さ対策の一つとして覚えておいてください。
この給水スポットは今後、さらに増やす計画だということです。
そして、こんな暑さ対策も。
取材班:「地面から白い煙のようなものが出てきました。これミストなんです!」
万博会場のオアシスとでも言うべきなのが会場の中央に位置する、その名も「いのちパーク」。15分おきに冷却ミストが噴射されます。涼しいミストといえば、20年前の愛知万博で暑さ対策の一環として導入され、今や全国各地で見られるように。
約30人が休める「氷のクールスポット」も
きょうは他にも、こんな“ひんやりスポット”を発見!
ここはオランダパビリオンの向かいにある空調メーカーの「ダイキン」が手がける「氷のクールスポット」です。30人ほどが一度に休めるベンチが設置されています。
中が涼しい理由は壁にある10枚の氷パネル。表面は摂氏3℃から8℃に保たれ、ベンチに座ると背中から涼しくなり、万博の見学疲れをいやしてくれると皆さんも高評価。
(来場者)
「外が地獄なので天国のよう」