
新着
美術館の彫刻に落書きか 「犬」のようなひっかき傷 愛知

04.28(月)00:07

27日朝、愛知県豊田市にある美術館の庭園に設置された彫刻作品に落書きのようなひっかき傷がついているのが見つかり、市は警察に相談しています。
豊田市によりますと、27日午前9時45分ごろ、豊田市美術館の庭園をジョギングしていた人が、屋外に設置されていたブロンズ製の彫刻作品に傷がついているのを見つけました。
傷は硬くとがったものでひっかいたような傷で、「犬」と書いてあるようにも見えます。
傷を発見した人は、前日には不審な点は無かったと話しているということです。
この作品は1995年の美術館の開館当時から屋外庭園に展示されていて、前年に寄贈されていました。
当時の評価額は1000万円だということです。
庭園は通常開放されていて、誰でも自由に入れる状況でした。
市は、庭園に設置された防犯カメラを確認するとともに、定期的に行っている警備員の巡回を強化していくとしています。
また、今後、警察へ被害届を出す予定だということです。