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豊田市美術館の屋外彫刻作品に落書き被害 「犬」のような文字や引っかき傷 警察に被害届を提出予定

04.27(日)21:26
豊田市美術館は27日、屋外の庭園にある彫刻作品に複数の落書きを確認したと発表しました。修復費用は約40万円かかるということです。
美術館によりますと、被害に遭った作品はイタリア人の彫刻家、アルナルド・ポモドーロ作の「旅人の柱」。1994年に所蔵した際の評価額は1000万円でした。
「犬」のような文字や引っかき傷などが、作品の地上80センチから120センチの高さあたりに確認されたといいます。
27日午前9時45分ごろ、庭園内をジョギングしていた利用者から「傷がある」と市に連絡があり、被害が発覚しました。26日午前中には、異常は確認されていませんでした。
庭園は誰でも利用できるということで、美術館は警備を強化するとともに、豊田警察署に被害届を提出する予定です。
