伊勢神宮舞楽 舞楽「納曽利」 2025/1/2 OA
伊勢神宮舞楽
2025年1月2日放送2025年12月31日23:59配信終了
伊勢神宮・正月初神楽。令和7年の演目は「納曽利(なそり)」。
別名「双龍舞」と呼ばれ、雌雄の龍が舞い遊ぶさまをあらわした舞。
平安時代には左方蘭陵王の番舞として、勝利を祝う際に舞われた。
「破」と「急」の二部から構成されており、頗る調子が良く活気に満ちた曲となっており、二匹の龍が楽しげに遊ぶように舞うさまは、活発な中にもどこか荘重な趣の感じられる舞である。
また面を著けた二人が呼吸を合わせ対称的に並び向かい合いながら巧みに舞うさまが特徴的。
舞人は「裲襠装束」を身に纏い、吊顎に長い牙をむいた龍のような恐ろしい面を著け、右手には銀の桴を持って舞う。
番組詳細
令和4年の楽曲は「五常楽(ごしょうらく)」。唐の太宗の作といわれ、人が常に守るべき五つの道徳「仁・義・礼・知・信」を五つの音で表した一曲。五音の和をよく備える名曲と言われています。振りも古代中国の礼法をもって舞台化され、平安時代の近衛府の役人の装束で舞います。親しみやすく、「越天楽」とともに有名な一曲です。