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YouTubeはターゲットを絞るべき?デンジャラス・ノッチのチャンネルはポテンシャルがすごい…実は奥さんが天才!? 『辛口クリエイター塾』

悩めるYouTubeクリエイターを相手に、ネットメディア界のプロ集団がガチコンサルする『辛口クリエイター塾』。超人気ゲーム実況者、YouTubeアナリスト、YouTubeプロデューサーといった専門家ぞろいのレギュラー講師陣が、相談者のチャンネルV字回復に向けて辛口アドバイスをしていきます。

第6回目の相談者は、お笑いコンビ「デンジャラス」のノッチ。趣味のバイクをテーマにしたマニアックな内容で動画を投稿しているが、登録者数が伸び悩んでいるという。動画編集を全く勉強していないノッチに対し、講師陣から喝が入る展開に!?

『辛口クリエイター塾』の動画はこちら!

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【File.18】マニアックなコンテンツがファンに刺さる!コアな内容を貫くことが成功のカギ

アメリカのオバマ元大統領のモノマネでおなじみ、お笑い芸人のノッチ。2020年に『ノッチちゃんねる』を開設し、趣味のバイクに関する情報を発信しています。

現在のチャンネル登録者数は7.2万人で、125本の動画が投稿されています(2023年4月26日時点)。


バイク歴41年だというノッチ。自身のチャンネルは、バイクのレビューやカスタムなど、バイク好きに向けたマニアックなコンテンツが中心で、開設当初から方針は変わっていないそうです。

チャンネルはノッチと奥さんの2人体制で、奥さんが編集を担当しています。


チャンネル登録者数20万人を目標にしながらも、動画のジャンルについて「コアすぎるんじゃないか?」と不安を口にします。

現在の更新頻度は週に1回程度。奥さんが家事や仕事で忙しく、キャパシティに限界があることが要因だと話します。

動画の編集方法が分からないというノッチに、石黒から「学ぶってことをしないのは何で?」と鋭い質問が!

これにはノッチも、「嫁さんに同じことを怒られます…」と頭が上がらない様子。


関口は、チャンネルのセンスや編集の着目点について「めちゃくちゃいい」とコメント。「1週間に1本でここまで伸びてるって、結構凄いこと」と絶賛します。

改善点として、チャンネルについてのお知らせの頻度が少ないことを指摘。投稿頻度を上げれば、登録者は必然的に増えていくといいます。


視聴者のほとんどが40~65歳の男性。排気量の小さいバイクを特集したときは、若者にも観られているのだとか。

ノッチ曰く、奥さんが登場すると視聴回数も伸びる傾向にあり、ファミリー感を出すか検討中だそう。

YouTubeの方向性や視聴者層を聞いたドズルは、「バイク好きに向けたチャンネルっていうコンセプトは、凄くいま刺さっている」と分析。YouTubeはコアな人が集まるプラットフォームのため、マニアックな内容のままが良いと話します。

また、バイク購入者の平均年齢が54歳というデータから、若者向けの動画ではなく排気量の大きいバイクに絞って特集すべきという提案も。それを聞いたノッチは、納得したように深く頷くのでした。

【File.19】「距離の近さ」と「共感できるかどうか」が面白さのカギ!

奥さんが登場する動画の視聴回数が伸びることについて、石黒は「僕の偏見を交えて話すと、バイク好きな人の奥さんって、鬼嫁率高いんじゃないかなと思って…」とコメント。これには一同大笑い!


人間が面白いと感じるには「距離の近さ」と「共感できるかどうか」が大きなポイントになると石黒は分析。

厳しい奥さんと尻に敷かれるノッチのやりとりに、視聴者は共感しているといいます。


『ノッチちゃんねる』のアナリティクスを確認すると、視聴者の約7割がチャンネル未登録だということが発覚!

視聴者の年齢層が高く、チャンネル登録をする意味が分かっていない可能性があるようです。

関口は、動画内でチャンネル登録を促すことと、動画をシリーズ化することで登録者数を増やすことを提案。ノッチに対しても「暇なのに勉強してないのが、どうなのかな」と苦言を呈します。


視聴者からのコメントやコミュニティ投稿でのアンケートをもとに、リスナーの「見たいものに問いかける」ことが成功の近道だという関口。

ドズルも、「この動画を見たときにどんな気持ちになるだろう?」と想像ができるようになると、再生回数も分かってくるといいます。


また、サムネイルは動画のおすすめポイントを伝える手段。キーワードを強調するために文字のサイズや色を工夫して、一目で認識できることと、余計な情報はそぎ落とし、コンテンツの1番の魅力にフォーカスすることがセオリー。

動画時間が表示されるサムネイルの右下には文字を入れないようにすることも大切です。

【File.20】YouTube活動とイベント出演でブランディングを強化

今後は、動画を見た人からモーターサイクルショーなどのイベント出演オファーが来るなど、お笑いタレントの仕事にも繋げていきたいと話すノッチ。


講師陣も、そこは積極的にアピールしていいと賛成。ドズルからは、「(交通費を出してくれたら)ノーギャラでバイクイベントに出演」という企画アイデアも飛び出します。

これはイベントについてのコンテンツを作り、動画の収益でギャラを賄うという仕組み。 YouTubeでコンテンツを発信していることを広め、キャラクターのブランディングを強化することにもつながります。


講義で多くを学んだノッチは、「もっと辛口かなと思ったら、全然甘口でした!」と油断した様子。

それを聞いた石黒は、「じゃあ最後、辛口でいっていいですか?」と笑みを浮かべます。


動画編集を奥さんに任せていることに対し、石黒は「心を入れ替えて」「真面目にやらなきゃいけない」と喝!

チャンネルのポテンシャルを認めた上で、ノッチ自身の「できない」という態度や心構えにより、配信回数も上がらず、登録者数や再生回数の停滞を招いていると指摘。奥さんを「天才編集者」と評価し、弟子入りすることを勧めます。

そのほかにも、講師陣の辛口コメントやYouTubeに関するアドバイスが動画内でさく裂!

講師陣の喝が響いたノッチは、「辛口でした!甘口なんて言ってすみません!」と訂正するのでした。

『辛口クリエイター塾』

【地上波放送】
毎週火曜日 テレビ愛知 → 中京テレビ → CBCテレビ → 東海テレビ の順で放送!
詳しくは番組HPをご確認ください。

【配信】
放送の翌日水曜朝8時にLocipoでディレクターズカット版(アフタートークなど)を配信予定。
Locipoプレイリストはこちら

【番組HP】
https://locipo.jp/pr/karakuchi-creater/

【出演者】
レギュラー講師陣:ドズル、関口ケント、石黒燦
ゲスト:デンジャラス・ノッチ

※記事の内容は放送当時のものです。

辛口クリエイター塾

悩めるYouTubeクリエイターに対し、ネットメディアの専門家である講師陣が辛口でガチコンサルする

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