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YouTubeショート動画はTikTokの流用では意味がない!?埼玉の伝説 わにしがファンを獲得する方法は…『辛口クリエイター塾』

悩めるYouTubeクリエイターを相手に、プロ集団がガチコンサルする『辛口クリエイター塾』。超人気ゲーム実況者、YouTubeアナリスト、YouTubeプロデューサーといった専門家ぞろいのレギュラー講師陣が、相談者のチャンネルV字回復に向けて辛口アドバイスをしていきます。

第14回目の相談者は、動画クリエイター「埼玉の伝説 わにし」。地元・埼玉県を盛り上げるため、YouTubeやTikTokなどで魅力を発信していますが、視聴者のファン化にはつながらず悩んでいるという相談です。講師陣からは、ショート動画の取り組み方に対する意見が次々に飛び出す展開に!

『辛口クリエイター塾』の動画はこちら!

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【File.42】TikTokやショート動画は、短くて面白いコントが伸びる!

2023年2月に開設した『バズってくだ埼玉~バズ玉~』チャンネルでは、スタッフと二人三脚で埼玉県の魅力を発信中。チャンネル登録者数は493人で、66本の動画がアップされています(2023年6月21日時点)。

TikTok「wanishi_official」はフォロワーが46万人を超えており、動画クリエイターとして話題に。


YouTubeでは、2つのチャンネルを運用しているというわにし。埼玉の魅力を発信する“バズ玉”とは別で、『埼玉の伝説 わにし』チャンネルでは、主にTikTok動画を流用して投稿しています。


TikTokのフォロワー数や動画の再生回数は伸びてきているそうですが、自身のSNSはフォロワーが増えておらず、視聴者の「ファン化」に悩んでいるわにし。

現在は、動画が面白いと感じて定着している視聴者が90%以上を占め、わにし自身のファンは1%にも満たないと実感しているようです。


YouTubeのチャンネル登録者を埼玉県の人口である730万人まで増やすことを目指しているというわにし。

まずは10万人を達成し、将来的には埼玉県でのイベント開催など、地域復興に貢献していきたいのだとか。


どんなキャラクターとして認知されたいかという質問に、わにしの回答は、スタッフに対してケンカ腰で物申す「ツッコミキャラ」。

それを聞いたマンガ・アニメ系YouTubeプロデューサーの石黒燦は、「『ツッコミです』と言われても『男です』と言ってるのと変わらない」と辛口なコメントを返します。

一方で、TikTokではお父さんのあるあるネタを配信しているため、「お父さんキャラ」として認知されているそう。

これについても、石黒は「やっかいなお父さんを好きな人は世の中に少ない」と意見。


TikTokの傾向について、ゲーム実況YouTuberのドズルは「短くて面白いコント系動画」がウケていると話します。

これに対して、ロケが中心の“バズ玉”はコントではなく、わにし自身のファンにならないと面白さが伝わらないコンテンツ。そのため、まずはファンの獲得が必要になります。

ところが、わにしは“バズ玉”を「ロケ風コント」だと解釈しているようで、自分自身よりも“バズ玉”というコントに対するファンを増やしていきたいようです。

【File.43】ショートのPR動画でチャンネルに人を集める

わにしのYouTubeチャンネルについて石黒は、ローカルな内容にすることでターゲットが狭くなっていると指摘。


石黒曰く、ローカルな内容にするのであれば「どれだけ地域の魅力を発信できているのか」がポイントで、コメントやエンゲージメント(視聴者の反応)、オフラインのイベントなどの盛り上がりも重要になります。

わにしの目標を達成するためには、ターゲットを広げる必要があり、目標の数字を定めて方向性を見つめ直すべきだとアドバイス。


YouTubeアナリストの関口からは、ロング動画でやっているキャラのショート動画を配信し、PRに使うというアイデアも。


ロング動画の切り抜きを無理やり縦動画にしてアップしているというわにしですが、ドズルは「面白さは半減する」と指摘。

ショート動画用に別で撮影して作成する方が、より分かりやすいコンテンツになると言います。

【File.44】ショート動画でファンを獲得してロング動画も見てもらう

わにしのYouTubeチャンネルに足りないものとして、ドズルは「一緒に面白がってくれている人がいない」と意見。YouTubeはコメント欄が面白さの解説をしてくれるという特徴がありますが、現状わにしのチャンネルではそこが足りていないと話します。


まずはショート動画でファンを獲得し、YouTubeのロング動画に誘導することを勧めるドズル。

石黒からも「ショートとTikTokは違う文化体系」「ショートのために動画を作っていかないとあんまり意味がない」とアドバイス。TikTokの動画を流用するだけではいずれ再生回数が伸びなくなり、「中途半端なやり方では太刀打ち出来ない」と断言します。


また、“バズ玉”の動画については、主軸がブレていることを指摘する石黒。

わにし自身のキャラクターを中心として、埼玉の要素をエッセンスに、埼玉を知らなくても視聴者が楽しめる動画にすることでファンを増やすことができると話します。


講師陣からの意見を聞き、ロング動画とは別でショート動画をつくり、アップすると意気込むわにし。関口から「見張ってるからね」と念を押されてタジタジの様子。

講師陣からのアドバイスは止まらず、ショート動画の活用法をはじめ、具体的な改善案が次々に飛び出すのでした。

『辛口クリエイター塾』

【地上波放送】
毎週火曜日 テレビ愛知 → 中京テレビ → CBCテレビ → 東海テレビ の順で放送!
詳しくは番組HPをご確認ください。

【配信】
放送の翌日水曜朝8時にLocipoでディレクターズカット版(アフタートークなど)を配信予定。
Locipoプレイリストはこちら

【番組HP】
https://locipo.jp/pr/karakuchi-creater/

【出演者】
レギュラー講師陣:ドズル、関口ケント、石黒燦
ゲスト:埼玉の伝説 わにし

※記事の内容は放送当時のものです。

辛口クリエイター塾

悩めるYouTubeクリエイターに対し、ネットメディアの専門家である講師陣が辛口でガチコンサルする

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