かつては東山動植物園に繋がっていた!?愛知の東山公園に潜む“謎の道”を大調査『道との遭遇』

ミキの昴生と亜生がMCを務める、全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』。今回は、視聴者から番組に寄せられた“調査してほしい道”を大調査!全国100万キロ以上の道を巡ってきた道マニア歴28年の鹿取茂雄さんが、愛知県にある“謎の道”の解明に挑みます。

★☆★☆最新の『道との遭遇』動画を見る☆★☆★

東山公園に廃道!?何のために造られた道なのか大調査

CBCテレビ『道との遭遇』

鹿取さんが訪れたのは、名古屋市東部にある「東山公園」。「バンテリンドーム ナゴヤ」約53個分という敷地内には「東山動植物園」もあり、名古屋市民なら誰もが知る定番の観光スポットです。

そんな東山公園内には、東山動植物園の少し南にある植田山に廃道が存在しているとのこと。周辺には、東山動植物園の正門を起点・終点とする6.2kmのウォーキングコース「東山一万歩コース」などハイキングコースが数多くありますが、目的の道はそれらとは雰囲気が違い、普通の山道でもない様子。

土地を管理する名古屋市にもその道の資料はなく、今回は鹿取さんが何のために造られた道なのか調査することに。

さっそく駐車場から目的の道に向かうと、入口にはバリケードが設置されており、歩行者のみが通れる状態。中へ入り、落ち葉が積もる山道を進むと、ベンチやコンクリートの残骸に、人工的に造られた切り通しがあります。

CBCテレビ『道との遭遇』

大量のコンクリートブロックが放置された謎の場所に、「柱と屋根だけの東屋(あずまや)のような建物があったかも」と鹿取さん。瓦やタイルなどの残骸も見られ、「火が焚ける竈があったのかもしれない」と続けます。

CBCテレビ『道との遭遇』

謎が深まる中、さらに先へ進むと途端に道の状況が悪くなり、次第に道の原型が消失。道は荒れ果てていますが、側溝が両サイドにあることから、2車線分の道があったと鹿取さんは考察します。

そして、歩くこと30分。道の終着点に到着すると、一風変わった形をした焼却炉らしきものが現れます。

CBCテレビ『道との遭遇』

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「焼却炉ですけど、中に入っているのはゴミじゃない気がする。高温にする炉のようなものとか」

歩いてきた道は現在、東山公園線(名古屋市道)で東山動植物園と分断されるような形で行き止まりに。フェンスが設置され、通り抜けできないようになっています。

特殊な焼却炉の正体とは?60年前に使われなくなった道に残る遺構

CBCテレビ『道との遭遇』

現在と1945年頃の航空写真を比較すると、確かに道が存在しており、園内まで繋がっていることを確認。

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「東山動植物園の入口だったとすれば、人が通ることが見込まれるので売店があったかもしれない。1970年代、東山公園線ができた段階で道はなくなっている。1960年代はまだ繋がっているので、1960年代から1970年代にかけて通れなくなったのでは」

鹿取さん曰く、80年前には園内へ続く散策路としてこの道は存在し、50年ほど前に使われなくなり、廃道化したのではないか、とのこと。周辺に残る残骸は、休憩所や売店ではないかと考察します。

しかし、「ここに入場ゲートがあったとしてもおかしくないが、物を焼いていたとは考えにくい」と言います。

CBCテレビ『道との遭遇』

焼却炉の謎は残しつつ、この道の歴史について解明するため聞き込みすることに。80年前から近くに住む方の話によると、現在フェンスで塞がれ行き止まりなっている場所にもかつては道が通っており、そこから園内に入ることができたそう。

CBCテレビ『道との遭遇』

入口付近の広いスペースには遊園地のように様々な遊具があり、当時は入場料がなく、乗り物に乗る時だけお金を払うシステムだったとのこと。

CBCテレビ『道との遭遇』

また、鹿取さんの考察通り、道沿いに残る残骸は売店や休憩スペースのもののよう。1937年、東山動植物園の開業に合わせて道が造られたものの、東山公園線ができた影響によりフェンスで分断され、60年ほど前から使われなくなりました。その後に焼却炉が設置されたそうで、「あれは汚物用の焼却炉なのでは」と鹿取さん。

(道マニア・鹿取茂雄さん)
「高温で燃やせるよう内部が耐火レンガになっていてので、動物の糞とか普通のゴミじゃないものを奇麗に燃やすための特殊な焼却炉だったと思う」

CBCテレビ「道との遭遇」2025年12月1

★☆★☆CBCマガジンで『道との遭遇』の記事をもっと読む☆★☆★

道との遭遇

『道との遭遇』は、CBCテレビで毎週火曜日のよる11:56から放送されているバラエティ番組で、全国のユニークな「道」を変化球目線で深掘りします!

動画を見る!