座禅に陶芸、校舎が教材!? 愛知の個性派高校ランキングTOP20【20位~16位】
愛知には、思わず「こんな高校があったの!?」と驚くユニークな学校がたくさんあります。そこで今回は、県民3万人に「学んでみたい」「覗いてみたい」と思う高校をアンケート調査。その結果をもとに、人気の高校をランキング形式で発表します。今回は20位から16位までを一挙に発表。あなたの母校はランクインしているでしょうか?
20位 愛知高校|仏教が息づく"心を育てる"学び舎

仏教の教えが教育に取り入れられている愛知高校
愛知高校は、今年創立150周年を迎えた中高一貫校。1学年17クラス、生徒数およそ1,700人を誇る県内有数のマンモス校です。歌手・舟木一夫さんや元サッカー日本代表・秋田豊さんなど、多くの著名人を輩出。ハンドボール部は今年でインターハイ15回目の出場を果たし、近年は国際教養コースから英語スピーチコンテスト日本一の生徒も誕生しています。

先生がお坊さんという授業もあり
元々は曹洞宗専門学校として創立された歴史を持ち、今も仏教の教えを教育に取り入れているのが大きな特徴。週に一度は全校生徒が巨大講堂に集まって礼拝を行い、宗教の授業では本物の僧侶が教壇に立ちます。
食事前には「五観の偈(ごかんのげ)」を唱え、食材や作ってくれた人への感謝を伝えるのも愛知高校ならでは。さらに校内には本格的な座禅室があり、壁に向かって座る「面壁」で心を整える時間も。静かな空間で、自分自身と向き合う伝統が受け継がれています。
19位 瀬戸工科高校|未来の陶芸家を育てる"陶芸の虎の穴"

陶芸やセラミックスの道を目指す学生が通う
瀬戸工科高校は、旧・瀬戸窯業高校の伝統を受け継ぐ、公立では全国でも珍しい陶芸を専門的に学べる高校です。卒業生には第一線で活躍する陶芸家が数多く、ノリタケや日本特殊陶業などセラミック関連企業への就職実績も豊富です。
青春グルメは、地元で親しまれる「みのや」のカレーうどん。500グラムの大盛りでも650円というボリューム満点の一杯が、生徒たちのお腹を満たしています。

家族のために作品を制作する学生も
時間割には週15時間ほど陶芸の授業があり、生徒たちは3年間を通して技術を磨いていきます。取材でお話を伺った生徒さんも、イッチン技法を使った繊細な作品や一輪挿し、干支の置物など、一つひとつ思いを込めて制作していました。
趣味の域を超えた高度な技術を高校生のうちから身につけ、未来の陶芸家として羽ばたく人材を育てる、瀬戸ならではの学び舎です。
18位 愛知総合工科高校|校舎そのものが"ものづくり教材"

学生自ら作ったエコカーで校内を疾走
愛知総合工科高校は、県内公立高校で唯一「理工科」を設置する工業高校。国公立大学への進学実績に加え、三菱重工業など県内有力企業への就職にも強く、昨年度の求人倍率は31倍を超える人気校です。
校内にはロボットや技能五輪全国大会など数々の受賞実績が並び、生徒が製作した電気自動車まで展示。さらに配線や配電盤、エレベーター内部までスケルトン仕様になっており、校舎そのものが教材です。

構造を把握できるように、なんでもスケルトン
実習室には旋盤44台が並び、一人一台で本格的な加工機械を使用。600万円の産業用ロボットを使った実習に加え、小型航空機「ウルトラクルーザー」の製作にも取り組むなど、高校とは思えないほど本格的なものづくり教育が行われています。
資格取得にも力を入れており、在学中に何十もの資格を取得する生徒も。履歴書の資格欄が足りなくなるほどの実績を積めることも、この学校ならではの魅力です。
17位 愛知商業高校|社会で即戦力を育てるビジネス教育

ビジネス実務を身につけるために多くの学生が通う
愛知商業高校は、公認会計士や税理士を数多く輩出する伝統校。昨年は超難関資格「簿記論」に5人が合格し話題となりました。就職率100%を誇る一方、有名大学への進学実績も兼ね備えています。
生徒たちに人気の青春グルメは、学校近くの「からあげ家 凛から」。学割130円で食べられる大きなからあげが定番です。

圧倒的な速さで計算をし、全国大会で2連覇中
授業では毎週金曜日を「オフィスカジュアルデー」とし、服装から社会人としての感覚を身につける取り組みも実施。部活動でも実践力を磨き、珠算部は全国高等学校ビジネス計算競技大会2連覇を達成しています。
最大12桁の見取り算をわずか18秒で解く驚異的な計算力は圧巻。社会で活躍するための実践力を高校時代から養っています。
16位 刈谷高校|勉強も部活も全力!文武両道の名門校

サッカー強豪校としても有名!文武両道の三河の名門
刈谷高校は、西三河を代表する公立進学校。偏差値68を誇り、名古屋大学への合格者数は全国トップクラス。昨年度から中高一貫教育も始まり、さらなる注目を集めています。
卒業生には「VHSの父」と呼ばれる高野鎮雄さんをはじめ、多くの著名人が名を連ねます。全校生徒の9割以上が部活動に所属し、サッカー部は全国高校サッカー選手権18回出場の実績を誇ります。

圧巻の熱量とスケールを誇る伝統の応援合戦
体育祭の応援合戦は学校を代表する名物行事。受験を控えた3年生も夏休みを返上して練習に励み、一糸乱れぬ演舞を披露します。
勉強と部活動を両立するため、生徒たちは18:00の部活終了後に駅まで全力疾走し、18:49発の電車へ駆け込むのが日常。時間を大切にする姿勢も、刈谷高校らしい伝統です。