バレンタインデーに作りたい！“プロ直伝”のチョコレシピ
「メゾンカカオ」の石原紳伍シェフや、「TAKIMOTO」の滝本真シェフなど人気シェフが、自宅で作れるチョコレシピを紹介。市販の手作りキットの味をレベルアップさせる“ガナッシュ”の作り方から、温度管理のコツまで、手作り派必見のプロの技が満載です。メッセージを録音できるチョコレートや飯ごうチョコフォンデュなど、ちょっぴりユニークな楽しみ方にも注目を。
メゾンカカオの石原シェフ直伝！
ショコラを格上げする「ガナッシュ」の作り方
「メゾンカカオ」石原紳伍シェフが教えてくれたのは、ガトーショコラの手作りキットを使用したアレンジレシピ。ガナッシュを入れて、中からとろりとチョコクリームが溶け出す“贅沢ガトーショコラ”を作ります。
“ガナッシュ”とは、チョコレートと生クリームを合わせたチョコレートクリームのこと。ガトーショコラにガナッシュをしのばせることで、味にコントラストをつけていきます。
カカオ60％以上のチョコレートを湯せんし、ガナッシュ作りがスタート。生クリームを中火で沸騰させていきます。石原シェフいわく、カカオ60％以上のチョコレートを使用する場合、動物性35％の生クリームを使用するとおいしく仕上がるのだそう。
生クリームが沸騰したら、湯せんしたチョコレートに投入。このとき、生クリームは“3回”に分けて投入するのがコツ。チョコレートと混ざりやすくなり、ツヤと滑らかさを兼ね備えた仕上がりへ。また、できる限り“中心から”混ぜていくのもポイントです。
動画では、ガトーショコラの生地を焼き型に流し入れる際のコツや、湯せん時にチョコレートの中にお湯が入ってしまったときの対応策など、プロならではの技をたっぷり紹介。手作りキットをアレンジして、贅沢な味わいにアップデートしてみては。
■番組情報■
CBCテレビ「チャント！」
【ディレクターズカット版】メゾンカカオの石原シェフ直伝！バレンタイン手作りキットアレンジレシピ
2023年2月7日放送
クレームショコラに小学生が挑戦！
TAKIMOTO・滝本シェフが明かす温度管理のコツとは？
「バレンタインに好きな人へ想いを伝えたい！」そんな小学5年の女の子を、「TAKIMOTO」の滝本 真シェフがサポート！
滝本シェフが提案したのは、プリンのような口どけが魅力の「クレームショコラ」。フランスの三つ星のレストランでよく食べられるチョコレートです。
チョコレートを刻み終えたら、鍋に生クリーム・牛乳・砂糖を入れ、よく混ぜてから80℃になるまで熱します。沸騰させてしまうと、生クリームの味が悪くなってしまうこの工程。ここで滝本シェフが、温度管理に関するコツを伝授します。注目する部分は、生クリームの“周り”。この周りがプツプツとなってきたら、だいたい80℃なのだそう。
混ぜておいた卵黄と残りの砂糖を生クリームに加え、今度は74℃を目指します。温度計を見ながら常に温度を管理。絶妙な温度調整が、味と食感を左右するといいます。
74℃に達したら、刻んだチョコレートと混ぜ合わせていきます。滝本シェフ曰く、この工程では「チョコレートの中に空気を入れないこと」がポイント。空気を入れるとポソポソとした食感になってしまうため、泡立て器ではなく「ブレンダー」で手早く混ぜ合わせていきます。
動画では、クレームショコラ作りの材料や全工程などを紹介。飾り用チョコレートとクッキングシートで作った絞り出し袋で形作りを行う、デコレーション用のパーツ作りにも注目です。
■番組情報■
メ～テレ「ドデスカ+」
バレンタインに思い伝えたい！小５の挑戦 アムールシェフ直伝のチョコ
2024年2月13日放送
メッセージも録音できる！
音が出るチョコレートの秘密
でんじろう先生が紹介するのは、なんと音楽が鳴る手作りチョコレート。まず、実際のレコードで作ったシリコン製の型に、チョコレートを流し込んでいきます。冷蔵庫で半日～1日冷やし、型からチョコレートをはずしたら完成です。
出来上がったチョコレートの表面をよく見ると、“細い溝”がたくさん。ろくろの上にチョコレートをのせ、回転するチョコレートの表面に、紙筒を取り付けた竹串の先を落とすと音楽が流れてきました。
チョコレートの表面を見ると、竹串の先が細い溝をなぞっていることが分かります。溝をなぞることで、竹串のついている紙筒が振動。紙筒の空気が震わされ、その振動が音として聞こえるといいます。
この仕組みを活かして、メッセージを録音することも可能。溝のない円盤型のチョコレートを用意し、ろくろを回した状態で針を落とし、紙筒に向かってメッセージを言います。紙筒に話すことで、声の振動が針に伝わり、チョコレートに溝が刻みこまれ、録音は完了。刻まれた溝に針をのせることで、録音した声を再生することができるのです。
音楽やメッセージを楽しんだあとは、もちろん食べることができる円盤型のチョコレート。科学の力によって奏でられる、チョコレートの音楽をぜひ動画で聴いてみては。
■番組情報■
中京テレビ「でんじろう先生のはぴエネ！」
#671 音が出るチョコレート
2022年2月12日放送
★番外編★
“飯ごうフォンデュ”で新発見！
チョコにつけたらウマい食べ物とは？
飯ごうを使ったチョコフォンデュで、チョコレートにつけたら“ウマい食べ物”を調査！まずは、飯ごうの湯を沸かし、蓋に入れた牛乳と細かく割った板チョコを湯せんしていきます。
チョコレートが溶けたら、まずは“定番の食べ物”でチョコフォンデュをいただきます。バナナ、クロワッサンはチョコと相性抜群、マシュマロは熱が入ることで表面が溶けて“とろふわ”な食感に。
続いては、変わりダネに挑戦！最初に挑戦したのは「ちくわ」。ちくさの甘さとしょっぱさによって、チョコレートが“甘じょっぱい”味わいへと進化しました。ポテト味の「スナック菓子」はポテトの味が和らぎ、カリカリ食感のチョコレートに変身。「うずらのたまご」は、別々で食べた方がおいしいという結論に。
そんななか、意外にマッチした食べ物が「みたらしだんご」。まるで高級スイーツのような口当たりで、実食者曰く、「“新しいスイーツの世界”が広がるような味」を発見することができました。
さまざまな食材とのマリアージュを楽しめるのも、チョコレートの魅力。動画では春キャンプに向けて知っておきたい、火起こしのコツなども紹介。新しい季節に向けた、おでかけ計画の参考にしてみては。
■番組情報■
東海テレビ「さばいどるかほなんのソロキャンパー養成塾」
【飯ごうフォンデュ】チョコにつけたらウマいのは？かほなんの抜き打ち試験に森アナ落第の危機！
2023年9月16日放送
