透けにくい下着の色は何!? 2時間かけて8色のブラジャーで徹底検証!『くらしニュース』
暑い夏、なるべく薄着で過ごしたいですが、困るのは下着の“透け”問題。白いTシャツやブラウスを着ると下着の色が透けることってありますよね?透けない下着といえばベージュというイメージがありますが、地味で「正直かわいいとは言えない」との声も。ベージュ以外で透けない下着は何色なのか、徹底検証しました!
透けないブラジャーの色 ベージュ以外では何色?
下着の定番カラー「白」「黒」「赤」「ピンク」「ミントグリーン」「ワインレッド」「ラベンダー」「茶色」の8色を用意して検証!
透け具合を分かりやすくするため、ブラジャーを装着したマネキンに白いTシャツを1枚着せてチェックしました!
さらに、テンションが上がる色かどうかも柳沢彩美アナウンサーが独断で分類します。
まずはTシャツと同じ「白」から。Tシャツの上からでもハッキリと分かるくらい、ブラジャーが透けてしまいました。
続いて「黒」と「赤」で試してみましたが、どちらもかなり透けました。やはり、濃い色のブラジャーは、どれも白い服には不向きなのでしょうか。
では「赤」より暗めの「ワインレッド」ならどうでしょうか。意外にもワインレッドは、それほど目立ちませんでした。
柳沢アナがあまりテンションは上がらないという「茶色」は、若干透けているのが分かりますが、黒や赤に比べると透けませんでした。
ここまで「白」「黒」「赤」「ワインレッド」「茶色」の5色を検証しましたが、ワインレッドと茶色の2色は透けにくいことが分かりました。
専門家が解説 なぜワインレッドや茶色は透けにくい?
ワインレッドや茶色が透けにくい理由を、下着メーカー「ワコール」に聞いてみました。
ワコール・PR担当・澤萌子さん「お客様の肌の色味、肌の明るさによって、どの色が透けにくいかが、一人一人異なります。ご自身の肌の色に、なじむかどうかがポイント。肌よりも“やや濃いめ”が、より透けにくいという研究結果も出ています」
ワインレッドが透けにくかった理由は他にもありました。
数々のカラーアナリストの資格をもつ「色のカリスマ」、パーソナルスタイリスト・村尾亜矢さんによると、これには「色彩」が関係しているとのこと!
赤は、そもそも「血色」つまり血の色なので、肌となじみが良いそうです。また、人間の肌の色は「濁色」という、クリアカラーではなくグレーがかった色に分類されるため、ビビットな赤色より、くすんだ赤、ワインレッドの方がより肌になじむと言います。
ちなみに、白や黒は、「清色」なので、透けやすいと教えてくれました。
パステルカラーの下着でも透けにくい場合も!
残った3色、パステルカラーの「ピンク」「ミントグリーン」「ラベンダー」でも検証します!
まずは「ピンク」。白よりは透けていませんが、少しだけ透けています。
「ミントグリーン」は、一目で分かるくらい、透けてしまいました。
「ラベンダー」は、背中部分の透けが目立つという結果に。
ブラジャーを付け替え続けて2時間!透けにくい色は「ワインレッド」と「茶色」でしたが、「透けにくくてテンションが上がる色」は、柳沢アナの独断で「ワインレッド」に決定しました。
今回はマネキンで検証しましたが、村尾さんによると、自分の肌の色の明るさより明度が低い色を選ぶことが重要なので、人それぞれ結果は異なると言います。
例えば、柳沢アナの肌の明度に対しては、ラベンダーやピンクの明度が低く、比較的透けにくいということになります。パステルカラーだからといって諦めるのではなく、自分の肌の色の明るさより明度が低い色を選べばいいわけですね。
また今回は、分かりやすくするためにブラジャーの上にTシャツを着せましたが、ワコールによると、肌着は体温調節のためにも着た方がいいとのこと。肌着を着れば、ブラジャーが透けにくくもなるということです。
CBCテレビ「チャント!」8月17日放送より