衝撃!UVを吸収しやすいレンズがあるってホント!? 失敗知らずなサングラスの選び方とは『チャント!』
日差しが強くなる夏に向けて、出番が増えるサングラス。紫外線から目を守るためにも欠かせないアイテムですが、似合わないと避けている人もいます。中山真希調査員(以下、中山調査員)が、トレンドから似合うサングラス選びのコツを調査しました。
マスクを着けてもおしゃれにキマる! 今季のトレンドカラー
夏に向け日差しが強くなるこれからの時期、サングラスは目を守るために大切なアイテムです。中山調査員は、トレンドのサングラスを調べるため名古屋市・中区の「OWNDAYS RAYARD Hisaya-odori Park店」を訪れました。
(OWNDAYS中部エリア スーパーバイザー・吉村奈々さん)
「トレンドは、(レンズが)薄めの色味が人気。木村拓哉さんやジョニー・デップさん、田村淳さんなど、芸能人の影響があります」
トレンドはレンズの色が薄めのサングラス。特にファッションにも合わせやすい、グレーとブラウンがおすすめです。薄い色のレンズが流行っている理由には他にも。
(OWNDAYS中部エリア スーパーバイザー・吉村奈々さん)
「コロナ禍の影響で、マスクをした状態で濃い目のサングラスをかけるよりは、薄いレンズカラーの方がソフトな印象」
フレームもクリアタイプが人気で、目元や顔周りを優しい印象に見せてくれます。
使い方を間違えれば瞳への影響も… UVカット効果のあるレンズとは
サングラスは、レンズが濃い色ほど目を守ってくれそうなイメージがあります。そこで、眼科医歴38年「たまい眼科ほのぼのクリニック」の玉井浩子院長に伺いました。
(たまい眼科ほのぼのクリニック・玉井浩子院長)
「サングラスの色が濃すぎると、瞳(瞳孔)が大きくなってしまう」
レンズの色が濃い場合、暗い場所にいるときと同様に、光を取り込もうと瞳孔が大きくなり、紫外線が目の奥に届きやすくなると言います。紫外線は、目にどんな影響を与えるのでしょうか?
(たまい眼科ほのぼのクリニック・玉井浩子院長)
「長時間紫外線を浴びることで、翼状片(よくじょうへん)という病気が起こりうると考えられます。翼状片は、白目の部分が黒目の部分に伸び、乱視が進んだり、視力に影響を及ぼすことも」
水晶体が白く濁る白内障も、紫外線の影響で発症する病気の一つ。したがって、目を守るためには、サングラスが理にかなっているのです。玉井院長に、おすすめのサングラスについても伺いました。
(たまい眼科ほのぼのクリニック・玉井浩子院長)
「瞳(瞳孔)が小さくならない程度の(レンズの)色が薄い物で、紫外線のカット率が高いのがオススメ」
まさに、今のトレンドにぴったりです。
機能性やカラバリが豊富! 似合うサングラスの選び方
レンズの紫外線のカット率は、タグに記されている「紫外線透過率」の値が低いほど良いとされています。最近は、透明なレンズでも紫外線カット率100%のものも登場しています。
サングラスはレンズの色だけでなく、機能のバリエーションも豊富。紫外線量で色が変わる“調光レンズ”や、水面やアスファルトの照り返しを抑えてくれる“偏光レンズ”など、種類も様々です。また、メガネフレームに取り付けるタイプもあります。自分に似合うサングラスの選び方について、吉村さんに伺いました。
(OWNDAYS中部エリア スーパーバイザー・吉村奈々さん)
「選ぶポイントはいくつかあります」
まず重要なのは、顔とフレームの幅。自分の顔の幅に近いフレームが、最もバランスが良いとされます。さらに、顔の形と違う形状のフレームを選ぶことが大事なんだそう。
例えば、丸顔ならスクエアなどの丸みが強調されないフレーム。四角顔なら丸めのフレームで、三角顔もシャープな顎のラインを強調しない丸みがあるもの。面長の人は、顔の長さを和らげる縦長のフレームなどが似合いやすいとのこと。中でも、どんな顔の形にも合いやすいのが“ウェリントン”と“ボストン”型です。
(OWNDAYS中部エリアスーパーバイザー・吉村奈々さん)
「サングラスはオシャレアイテムだけでなく、目を紫外線から守るアイテムとしても使ってほしい」
今年の夏は、自分の顔に似合う形のサングラスを選んでみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」5月10日放送より