ミカンの収穫作業が“単発バイト”でできる!?人手不足解消へ…三重・御浜町の農園が挑む「スポットワーク」『チャント!』
三重県御浜町の「かきうち農園」では、ミカンの収穫シーズン真っ盛り。18ヘクタールの広大な畑に約1万本のミカンの木が実をつけているものの、従業員8人だけでは手が回らないのが現状です。そこで注目されているのが、働きたい人が自分の都合に合わせて参加できる「スポットワーク」という新しい働き方。よしお兄さんが実際に収穫作業を体験し、農業分野での人手不足解消に向けた取り組みを取材しました。
約1万本のミカンの木を8人で収穫する現実

よしお兄さんが訪れた御浜町の「かきうち農園」は、想像を超える規模のミカン畑でした。
(よしお兄さん)
「見てください!ミカンがものすごい数なってますよね。こんなの見たことないな~」
18ヘクタールという広大な敷地に約1万本のミカンの木が植えられており、まさに収穫の繁忙期を迎えています。しかし、これだけの規模にも関わらず作業スタッフは限られています。
(かきうち農園 代表取締役・垣内清明さん)
「職員8人で作業やっております」
(よしお兄さん)
「8人で採っていくわけですか?大変ですね~」
そこで今回は、よしお兄さんが実際の収穫作業をお手伝いすることに!
初心者でもできる収穫方法「二度切り」を体験!

収穫作業では、まず正しい手順を学ぶことから始まります。
(農場長・淵上紗希さん)
「『二度切り』をしていただきます。1回目でギリギリを狙いすぎるとミカンを切ってしまったりするので、一度目は長めに切っていただいて、手元に持ってきてスレスレを切っていただく」
この「二度切り」という手法は、ミカンに傷をつけないための工夫で、初心者でも簡単に覚えることができます。よしお兄さんも実際に体験してみると、コツを掴んできました。
(よしお兄さん)
「中腰とかもあって大変ですが、慣れてくると楽しくなってきますね」

プロの淵上さんは1日にカゴ60~70杯を収穫し、なんと1カゴ分を7分ほどで摘んでいきます。一方、よしお兄さんは倍くらいの時間をかけて収穫を完了させました。
見た目で判断してはいけない!本当においしいミカンの秘密

収穫体験の後、興味深いミカンの食べ比べが行われました。2つのミカンが用意され、どちらを選ぶかという質問がよしお兄さんに投げかけられました。
(よしお兄さん)
「スーパーで見るのは、こういうツルっとしたミカンが多いので、こっちだと思います」
多くの人が選ぶであろうツルツルした見た目の良いミカンですが、実は意外な事実が明かされました。
(農場長・淵上紗希さん)
「外観が悪いので、出荷の段階ではねられてしまうけれど、実際はこちらの方がおいしいミカンなんです」

ボコボコしているミカンの方が、実はおいしいという驚きの真実。これは水分ストレスがかかっている証拠で、糖度を高め、濃厚で甘味が強くなります。
(よしお兄さん)
「うーん!みずみずしい!甘味と酸味がちょうど良くなって、めちゃくちゃおいしい!出荷の時は、見た目ではじかれちゃうんですね。もったいないですね」
人手不足解消の切り札「スポットワーク」アプリとは?

昔であれば地域の方々に収穫作業を手伝ってもらうことができましたが、人口減少と高齢化により人手不足が深刻化しています。そこで「かきうち農園」が導入したのが、農業に特化したスポットワークアプリ「デイワーク」です。
(かきうち農園 代表取締役・垣内清明さん)
「現在は、アプリで農業バイトの募集をしています」

スポットワークとは、働きたい人が自分の都合の良い日や時間に働くことができる新しい働き方。アプリを通じて気軽に農業体験ができ、1日からアルバイトが可能です。
(かきうち農園 代表取締役・垣内清明さん)
「1日からアルバイトできます。興味のある方、ミカンを食べたい方、食べ放題ですので!」

さらに魅力的なのは、働いたその日にバイト代がもらえるという点。収穫の達成感とともに、即日現金収入が得られるのは働く側にとって大きなメリットです。

(よしお兄さん)
「本日の推しどころキャッチコピー!『スポットワークで美味しい体験してみませんか?』みなさんも是非利用してみてください」
三重県では、農業でのスポットワークにさらに参加してもらうために、三重県産の農産品や加工品が抽選で10名様に当たるキャンペーンも実施中。
自然の中で働く喜びとおいしいミカンの食べ放題、そして即日支給のバイト代まで得られるこのスポットワークは、人手不足に悩む農家と働く意欲のある人々を結ぶ画期的な取り組みとして注目されています。
CBCテレビ「チャント!」2025年12月3日放送より