ちょっと不気味でマニアック!?愛知県蒲郡市の「竹島水族館」がリニューアル 「おいしい深海魚」だけを集めた水槽も『チャント!』
「東京ホテイソン」のたけるとショーゴが、東海地方で様々な“初めて”を体験する『東京ホテイソンのはじめまして。』。岡山県と東京都出身の2人が、今回は愛知県蒲郡市を訪問。深海生物でおなじみの「竹島水族館」と深海魚グルメを初めて体験しました。
展示がマニアックすぎる!変わった生きものが見られる「竹島水族館」
「たけすい」こと「竹島水族館」で出迎えてくれたのは、飼育員の桃井さん。
(飼育員・桃井さん)
「深海生物の展示種数が日本一。他の水族館では見られないような変わった生きものがたくさんいます」
深海生物の展示数は約140種類と日本一を誇り、年間来場者数が40万人を超える人気の「竹島水族館」。この春に深海エリアを拡大し、4月1日(月)にリニューアルオープンしました!
2人が向かったのは、“気持ち悪いのに大人気”のコーナー。
(飼育員・桃井さん)
「こちらが名物の“ウツボ軍団”。9種類のウツボを展示しています」
筒にウジャウジャと集まるウツボ軍団に、「すげえ!これは迫力あって楽しい!」と2人は早くも大興奮!
暗くて狭い場所を好むウツボの習性を活かした展示方法がお客さんにウケ、あまりの人気ぶりに、「たけすい」からウツボ軍団へ感謝状を贈呈。壁に飾られた感謝状など、ユニークな展示やポップも見どころです。
おいしい深海魚だけを集めた水槽!?リニューアルした深海エリア
2人は、いよいよリニューアルしたばかりの深海エリアへ!
蒲郡市では古くから深海漁が盛んだったことから、「たけすい」は深海生物に力を入れているとのこと。水槽の数が倍以上になったことで、今までよりも多くの生きものにスポットライトが当たり、一つひとつじっくり見られるようになりました。
深海魚の産地だからこそできる展示が、“おいしい深海魚だけを集めた水槽”。カサゴやキンメダイなど、食べるとおいしい魚たちがオススメの食べ方とともに展示されています。
深海エリアを案内してくれた南さんは、スーパーなど身近で手に入る深海魚のおいしい食べ方を研究する飼育員さん。食を通して魚の魅力をさらに知ってもらうため、深海魚のおいしい食べ方などを、竹島水族館公式YouTubeで発信しています。
2人は「タブーに思われがちだけど、水族館の職員さんが食べるっていうのが面白いよね」と感服。ありそうでなかった発想と視点に驚くのでした。
今回のリニューアルのもう一つの目玉が、新設された「深海サメの水槽」。珍しいトガリツノザメやノコギリザメなど、全6種類のサメが仲間入り。さらに、コツメカワウソがオランダの動物園からやってきました。
10月にも2回目のリニューアルが控えている「たけすい」。敷地面積が拡大し、カピバラ展示やタカアシガニの巨大水槽が生まれ変わる予定です。
深海魚の海鮮丼!?ボリューム満点の激ウマ「深海天丼」も
続いて2人が訪れたのは「魚々(とと)の里 とまりん」。地元で水揚げされた鮮魚抜群の海の幸が食べられます。
中でも珍しい深海魚を使ったメニューが人気で、オススメは特大のアカザエビなど8種類の深海魚がのった「深海鮮丼DX(デラックス)」。ショーゴは「身がぷりっぷりでおいしい!すっごく甘い!今まで食べたエビの中で一番うまい」と悶絶します。
また、揚げたてサクサクの深海魚がてんこ盛りの「深海天丼」もオススメ。ニギスの天ぷらを食べたたけるは、「おいしい!白身の淡泊な感じで、でもしっかり詰まっている。味はキスに近い」と絶賛。
(魚々の里 とまりん・店長)
「ニギスは、鱚(キス)によく似ているので“似鱚”と書く」
魚の豆知識に「なるほど!」と納得する2人。「ぜんぶうまいな!深海魚なめてたわ」と、深海魚の初めて尽くしを堪能したのでした。
みなさんも、深海の町・蒲郡でディープな体験をしてみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」4月11日放送より